・ｼﾅﾘｵ：☆☆☆☆

感動(泣)：☆☆☆☆
感動(驚)：☆☆☆☆
不思議　：☆☆☆☆

・作画：☆☆☆☆☆
・音楽：☆☆☆☆☆

・総評：90点

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タイプムーン、講談社、他もろもろが憎くてたまらなくなりました。これだけの出来の作品を単館上映にしてしまったことが許せません。
この映像美、音楽は劇場で感じることに意味があると私は思います。
内容においても、咀嚼しづらい奈須きのこの作品をよく掻い摘んだと思います。異常の中の正常、正常な異常。奈須氏の虚構の中のリアリティもうまい具合に表現出来ていると思います。それになにより美しいです。背景、音楽は特に秀逸でカットによっては目を奪われました。音楽も梶原氏の幻想的で大胆かつ繊細なメロディーが作品をより魅力的にしています。主題歌も文句のつけようがありません。
自分的には、俯瞰風景より、殺人考察(前)の方が美しくかつ奈須氏の世界を表現出来てると思いました。
声優においても特に不満はありませんでしたが、坂本真綾の式は少し綺麗すぎると自分的には感じました。でも、まあ悪くないです。そのアプローチもいいと思います。ほかのキャストも俯瞰風景のドラマCDを聞いた人には若干違和感がある程度だと思います。
正直、あまり期待していなかったので、驚きました。月姫やフェイトとは違った映画向きの作品だと思います。
三章以降も目が離せません。