●[アニメ] とある科学の超電磁砲 (とあるかがくのちょうでんじほう ) ゆまさん [2010年5月18日] |
・シナリオ:☆☆☆☆
萌え :☆☆☆
感動(泣):☆☆☆☆
熱い! :☆☆☆☆
・作画:☆☆☆☆
・音楽:☆☆☆☆
・総評:90点
原作未読です。が、観る前からある程度設定や知識はありましたので、純粋なレビューにならないかも……。
電撃文庫『とある魔術の禁書目録』のヒロイン、『御坂美琴』を主人公にしたスピンオフ作品。こういったパターンのアニメ化はかなり珍しいですが、完成度は高かったです。1クール目のレベルアッパー編と2クール目のポルターガイスト編と分けた物語が展開されてましたが、実は綺麗に一本のストーリーになるのは見事でしたね。終わった物語のキャラクターを捨てる事なく、再度登場させ、ちゃんと問題を解決させました。敵の問題・野望・悩み・などは戦って正論言って完結させるのがバトルアニメですが…悪党が基本敵なんで、ある意味仕方ない流れなんです。
しかしこのアニメはそれとは別で、敵側に正論言って終わらせる事なく、登場人物が動きまわった上でちゃんと救ってあげた事に評価しました。
★ネタバレ(↓に白文字で書かれています) 敵側というのはもちろん木山先生なんですが、彼女の救いは涙を誘いますね…。あとは脇役だと思われた佐天さん。彼女の叫びと活躍はたまらなくカタルシスを感じました。
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