●[コミック] Mr.FULLSWING (すずき しんや) 名無しさん [2007年5月7日] |
・シナリオ:☆☆☆
笑い :☆☆☆☆☆
感動(驚):☆☆☆
熱い! :☆☆☆☆
・作画:☆☆☆
・総評:70点
・作者:鈴木 信也
週刊少年ジャンプ掲載作品。全24巻(とファンブック一冊)
大まかなあらすじは 野球経験0の彼女いない歴=年齢の主人公、猿野天国が偶然出会って一目惚れしたヒロイン、鳥居凪の為に野球部に入り甲子園を目指すといったものなのですが
この漫画を分けるとしたら4つに分けられます 第一部 1〜7巻 第二部 8〜14巻 第三部 15〜21巻 第四部 22〜最終巻
個別に解説すると 第一部は私的にギャグは神懸かっていました。天国の神懸かりなパワーで奇跡を起こしたり、各選手も個性的な面々で、特技も超スローカーブなど現実にありえる技なので面白かったです
第二部は第一部からギャグの面白さが多少削れた感じです。だんだん現実じゃ有り得ない技が連発されてきて、能力のインフレが激しいです。
第三部は第二部からさらにギャグの面白さを削った感じ、というか笑えません。 だんだんギャグが減っていく中、たまにあるギャグも苦笑しかでません。 野球の方もインフレが激化してきます。何でもかんでも奇跡奇跡って言うのはちょっと…あと獅子川先輩、あれはワザとでしょ?
第四部はギャグが皆無になってきます。そうなると野球の方に期待が集まりますが、相変わらずのインフレぶり。ネタバレに書きますが、インフレしすぎてとてもじゃないが楽しめません。手に汗握る展開とは思えません。一気にストーリー消化しすぎです。
笑い、感動(驚)、熱い!は絶頂期の点数です。総評は第一部は95点、第二部は85点、第三部は60点、第四部は45点を平均化しました
★ネタバレ(↓に白文字で書かれています) 高校生で160キロを平然と投げるとかなによ? 犬飼はあの長くても20日間程度県対抗戦の最中に足腰を普通の投手レベルから魔球を投げられるまで成長させるとかどうよ?今までの練習はなんだったんだ? 屑霧も「俺も160キロ投げられるようになったぜ〜」ってアホか。 この漫画のタイトルにまでなったミスターフルスイングこと村中(現役時代本塁打数596本)が甲子園を三連覇し、プロになって活躍したその原動力とも言える秘打法破竹。その後半の空気さ
作者は「後先考えずに書いてた」とか言うけどさ、少しは考えようぜ 野球の試合だってとにかく必殺技→破れる→新たな必殺技→破れる…の繰り返しじゃん(そのせいで最後は高校生で160キロといった馬鹿げた数字がでたわけだけど) 苦笑連発のフリートークなんて書いてる暇あったら本編をなんとかしてほしい
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