・ｼﾅﾘｵ：☆☆☆☆☆

感動(驚)：☆☆☆☆
熱い！　：☆☆☆☆
不思議　：☆☆☆

・作画：☆☆☆☆☆
・音楽：☆☆☆☆

・総評：90点

---

1995年に公開されたアニメ映画。当時の最新技術を駆使した映像は、今でも十分な迫力を感じさせてくれます。
監督は押井守、原作が士郎正宗。
映画「マトリックス」がこのアニメの影響を受けて作られたことは有名。これから見る方は次作の「イノセンス」もセットでぜひぜひ。

ここから個別の感想、

シナリオについて、
いわゆるサイバーパンク系のＳＦ作品。その完成度は非常に高く、世界的評価を受けているのも十分に頷ける。やや難しい話を展開させているが、娯楽要素も感じさせるバランスの良い出来。

感動(驚)について、
結構手に汗握る場面もある。結末には驚かされる方もいることだろう。

熱い！について、
熱い、確かに熱いがむさ苦しいほどではない。

不思議について、
ある程度の理解力は必要かと思います。理解力があれば不思議ではないです。

少し★ネタバレ(↓に白文字で書かれています)
サイバーパンク系なので、脳のネットワーク化から来る倫理、哲学が主要なテーマかと。あとは個に対する考察ですかね。童の時を捨てることなり、って感じ。