●[ラノベ] 学校の階段 (がっこうのかいだん) 昼の真澄さん [2007年10月11日] |
・シナリオ:☆☆☆
萌え :☆☆☆
笑い :☆☆☆
熱い! :☆☆☆☆
・挿絵:☆☆☆☆
・総評:79点
・ファミ通文庫 ・作者:櫂末 高彰
2007年10月11日現在6巻まで出てます。 第7回えんため大賞優秀賞受賞作。
☆ストーリー 平凡に学園生活を送ろうとしていた神庭幸宏は、学校の階段にて全力で走り抜ける少女に出会う。彼女は階段部(非公式)の部長で、幸宏は半ば強引に入部させられてしまう。
階段部とは、階段だけでなく、廊下やグラウンドなど学校全体を全力で走る、「人」までもを障害物とした障害物競走をする迷惑極まり無い部活のことである。
彼らはそう、走りたいのだ。
階段部だというだけで、青春学園ものなのかな?
はっきり言って意味がわかりません。 ん?なに?階段部?はぁ? もう一度言おう、意味がわかりません。
さらに言おう、意味がわk(ry だがその設定は面白いと思う。その発想はなかなかないだろう。彼らは無性に走りたくて仕方ないそうだ。
しかし廊下とか校内を走りまわるのはダメに決まっているだろう。そりゃ私も走ったことぐらいたくさんあるが、これは無理がありすぎる気がした。何回も何回も学校中を全力疾走して、誰ともぶつからないなど不可能では?それに先生がたに本気で注意されてても続けるとか、自己中の集まりか?お前ら高校生だろう。走りたいから走るとか、これじゃあガキのわがままだとしかいいようがない。それとも現実を考えたら負けなのか?現実では無理なところに面白さがあるのか?
1巻を読んで、見所は最後だけのような気がした。最後のレースは熱い。しかし如何せん文章力が無s(ry あのキレっぷりにも笑えた。 3巻までまとめ買いしてなかったら、おそらく読んでなかっただろう。実はホラーだと思って買ったということは内緒だ。
それでもちゃんと6巻まで読んだのは、階段部がおかしなだけで、青春している話自体はそれなりに面白かったからだろう。意外と続きが気になってたりもする。 今後に期待。
しかしそれにしても、1巻が優秀賞をとっていることにどうも納得がいかない。決して面白くないわけではないが…他に良い作品が無かったのだろうか。ただ単に私が良さを見落としてる、もしくは良さを全然理解していないだけかもしれませんが。
まぁ何にせよ、とりあえず美冬はもらっていきます(ぇ
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