・ｼﾅﾘｵ：☆☆☆☆

萌え　　：☆☆☆
感動(泣)：☆☆☆
熱い！　：☆☆☆☆☆

・作画：☆☆☆☆
・音楽：☆☆☆☆

・総評：90点

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見終わったのでレビューを。
隠れた佳作でしょうか…さすがに名作とまでいかなくても、自分にとっては素晴らしい作品でありました。

中学一年生の主人公『鈴原みさき』は生き別れた母親との再会を願い、東京の学校に通う事になります。が、たまたま駅外のビルのモニターに映った試合、（その試合には実の母親が戦っていた事にも知らず）『Angelic Layer』と呼ばれるおもちゃに感動し、その世界に踏み込む事になります。

話の流れとしては、『Angelic Layer』との出会い→関東大会→全国大会。と、シナリオのほとんどが大会で進行しており、それと同時進行でみさきと母親の再会までのストーリーを描いております。時にみさき・虎太郎・珠代の三角関係の恋愛模様も見えたりと、どっちかと言えば少女マンガ見たいなノリです。（雑誌は少年エースらしいですがw）

戦闘シーンは殴る蹴るだけで迫力は多少欠けますが、とても良く動きます。キャラクターに関しても個性豊かでレギュラー陣だけでなく、ただの対戦相手の脇役（それぞれ個々のエピソードまで流れたりします）まで魅力を感じました。ちなみに見れば分かりますが、声優陣がかなり豪華です。あれだけ豪華も珍しいかと…。

全26話の2ｸｰﾙで構成されています。確かCCSが終わった直後に別のチャンネルで放送されたらしいのですが、時間帯のせいか、あまり知名度は高くありませんでした。それでもこの作品は近頃のアニメに比べたら明らかに完成度は高く、先ほど言ったようにクオリティもかなり高いですし、作画に関しても十分に悪くないです。自信持ってオススメします。唯一欠点を言えば、みさきが新人なのにあまりにも強くなり過ぎてるのと、シナリオに多少難があったとこでしょうか…。

ネタバレ

みさきは純粋にヒカルを使って戦っていたのに、途中相手はﾊｲﾊﾟｰﾓｰﾄﾞやｱｽﾄﾗﾙｴﾐｯｼｮﾝなんて能力や技は反則じゃないかとｗ
あとはラスト、ｺﾀﾛｰ君は珠代ちゃんと結ばれてしまう形で終わってしまいますが、オーソドックスにみさき×ｺﾀﾛｰで終わらせて欲しかったのが惜しかったです…マンガはちゃんとくっついてますが…全5巻と短いですし…orz