●[アニメ] ぼくらの (ぼくらの) 浜田さん [2009年8月2日] |
・シナリオ:☆☆☆
・作画:☆☆☆☆
・音楽:☆☆☆☆
・総評:80点
ロボットが物語の主な鍵を握っていますが、いわゆるロボットものという枠ではくくれない作品です。
この作品は、端的に言えばそれぞれが異なった事情を抱えている15人の子どもたちがジ・アースと呼ばれるロボットに乗って外敵から地球を守るというお話です。
ジ・アースを動かしたパイロットは例外なく死ぬ…。 自分が死ぬことを自覚しながら、地球を救うためではなく、『自分自身が納得して死ぬため』にジ・アースに乗って戦う。
各話で、パイロットに選ばれた子どもの抱えている事情が発露していき、最終的にジ・アースに乗って自分が死ぬことに納得しながら死んでいく…。
その中で垣間見ることができる、人間というものの人間らしさには注目すべき点があります。
ロボットものというジャンルではなくヒューマンドラマとして見るのが良いのではないでしょうか。
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