●[アニメ] イノセンス (いのせんす) ジョーンズ博士さん [2006年10月25日] |
・シナリオ:☆☆☆☆☆
感動(驚):☆☆☆☆
熱い! :☆☆☆
不思議 :☆☆☆☆
・作画:☆☆☆☆☆
・音楽:☆☆☆☆
・総評:95点
限りなく100点に近いですが、上限を残しておくという意味で95点です。 アニメ映画で、監督は押井守。原作は士郎正宗の「攻殻機動隊」です。超有名どころですな。これから見る方は前作の「GHOST IN THE SHELL」もセットでぜひぜひ。
ここから個別の感想、
シナリオについて、 難しい言葉や名著からの引用など、全体的に話が非常に難しく仕上がっており、そういうのを好まない方と評価が真っ二つに分かれると思います。例えて言うなら、ジブリアニメの対極。娯楽要素は少なめかもしれません。
感動(驚)について、 手に汗握ったわけでも、驚きの展開があったわけでもありませんが、まあそのタイプに属するのかなぁと。感銘は受けました。
熱い!について、 ほのぼのした雰囲気はほぼ皆無です。ただ無駄に熱いわけでもないです。
不思議について、 見る側に考察を求める、という観点から言えば「不思議」なのかなぁと。別に不思議な点はありません。
少し★ネタバレ(↓に白文字で書かれています) 冒頭にリラダンの「未来のイヴ」からの引用があるとおり、「人形」がテーマになっています。何故、人は人形を作るのか。何故、人は子供を育てるのか。それを人間の不完全さから掘り下げて行く、そんな話だと思います。
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