●[ラノベ] 狼と香辛料 (おおかみとこうしんりょう) makiさん [2008年5月10日] |
・シナリオ:☆☆☆☆☆
萌え :☆☆☆☆☆
ほのぼの:☆☆☆☆
熱い! :☆☆☆☆☆
・挿絵:☆☆☆☆☆
・総評:98点
・電撃文庫 ・作者:支倉凍砂
行商人と狼少女が織りなす旅の物語。ただ…【経済】が深く関わるものですが。 前述の通り、ラノベとしては珍しく(初?)、経済の基本、貨幣理論や為替、貿易などが話の根幹を占めています。深い言葉も多々あります。『嘘は中身より嘘をつく理由が問題』など確かにと。 登場人物はあまり多くないので話は掴みやすいかもしれません。しかし、経済が絡み複雑なため、苦手な方はアニメから入るといいかも…。 コミック版は小梅けいとさん作画で、まさにイメージ通り。コミックからの入門もオススメです。 個人的には学生に読んでもらいたい作品です。某全国紙の経済欄で、女子大生会計士や竿だけ屋はなぜ〜を書いた会計士に絶賛されたラノベですから(笑) もちろんキャラクターの可愛らしさも際立っています。ホロの『わっち』などの花魁言葉は効きます。
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