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終末によせて とおくできこえるデンシオン (しゅうまつによせて) あとりさん [2014年11月25日]

・シナリオ:☆☆☆
・H度:−
・GAME:☆
・音楽:☆☆☆
・CG:☆
・難度:☆

・総評:58点



■あらすじ
いつもは取り扱い説明書とか、公式サイトから引用しているのだけど、どちらもないので、今回は省略。


■シナリオ / キャラクター
フリーゲーム。

世界が終わるまでの七日間を五人の男女の視点で描いたお話。
そう言うと抗争とか狂気とかをイメージするけれど、そういう時期ももう過ぎたらしい。

終末までの七日間、出会った男女の優しい愛の物語。

序盤からゆったりした気だるい雰囲気が流れていて、静かにお話は進み、静かに終わりを迎える。
起伏は少ないけれどテキストが上手く、向かう先は終わりなのに、全く絶望感もなく希望さえ感じるお話だった。

何というか90年代のドラマとか映画を観ている感覚。
淡々としていて短くて、でも何となく尾を引くような。


登場人物は五人? 四人かな。
藤田稔、祥子と隆宏(名字は忘れた)、遠藤由紀。
登場人物の名前が二次元チックじゃないというか、少し古く感じる。

良太君の日記は必要だったか?


面白かった、のだけど、何か好きじゃないというか、全体に漂う暗い雰囲気がちょっと苦手かも。
面白かったのだけどね。


■H度 / 声優
なし。


■音楽
プレイ後タイトル画面に鑑賞モードが出現。
BGMは全8曲。オリジナルかな?
静かで、暗い曲が多い。
『偽LET IT BE』がいい。


■CG
立ち絵もイベントCGもなく背景は実写で、何となくチュンソフトの『街』を思い出した。あれは人も実写だけれど、この作品は人は一切出てこない。
画面いっぱいに白くて大きい字が出てくるところも『街』っぽい。


■難度
選択肢のない一本道。


■総評
うーん。
面白かったけど好きじゃない。
うーん。

今回ネタバレはなし。

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