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魔物娘との性活 〜アルラウネの場合〜 Vanadis (まものむすめとのせいかつあるらうねのばあい) 真風さん [2010年4月25日]

・シナリオ:☆☆
・H度:☆☆☆☆☆
・GAME:☆
・音楽:☆☆☆
・CG:☆☆☆☆
・難度:☆

・総評:70点



■あらすじ
愛する恋人の死を乗越え、日々を過ごし始めた主人公。
ある日、日課となっていた彼女の墓参りで奇妙なものを見つける。

周囲に咲く花々とは一線を隔すように唯一つ、蕾の状態のままに墓石の傍にある一輪の花。
恋人の好きだった花が実を付けぬまま、命を終えるのは忍びないと水をやる主人公。

再び、墓参りへやってくると……ひょっこりとあった。
少女の首が。
軽く腰を抜かす主人公に蕾を乗せた少女の首は微笑む。

彼を父と慕う彼女は恋人の精気を糧として生まれた魔物なのだとか。
よく見ると確かに最愛の彼女と瓜二つの容姿の彼女は、更に恋人から生まれた自らを主人公の娘だという見事なまでの超自論を展開した。

……彼女は天然(植物)だった。

紆余曲折はあったが何かの縁だと割り切り、彼女を【アルル】と名付け、育てていくが……

■シナリオ(雑感)
プレイ時間のほとんどがセクロスシーンに直結するようなものばかりで、掛け合いもアルルのみ。
アルルを甘やかすか、毅然と接するかでハッピーエンドかBADかの分岐要素がある。

アルルはとと様の性分を補給しないと枯れてしまうので植物と交わったり、繋がっちゃっても当然である。

何がおかしいというのだろうか。
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全体的にアルルが天然で雰囲気ほわほわなので、雰囲気はラブラブで明るめ。
BADはアルルのSっ気が強くなったりするが、エンディングも割とありがちなもので丸く納まる。

多少、無理のある展開だがこの作品でアルルと悲しい離別とか出されてもマイナス評価にしかならないだろう。

問題はやっぱり、頭に花の咲いた人外魔物娘アルルちゃんの柔い緑肌を受け入れられるかどうかに尽きる。

■H
シーン回想19
CG数  31

全て、アルル。
この作品の命とも言える項目である。
単純にシーン数はまあ、そこそこでCG枚数はギリギリ及第点とは言え、低価格としても少ない。

セクロスは主人公がほぼ、受け専で常に植物の蔦ってか触手みたいなのに拘束されながらの形でMッ気が強く、自前の蜜をふんだんに盛り込んだ汁も多い。

序盤はお口でのシーンがメインで新ジャンル、花の蕾コキが強すぎる。THE、ニッチ向け。
全編通して、アルルの触手に吸引されるという独特なプレイが目立つが後編ではノーマルなヌル和姦もある。

あとBADはアルルが魔物属性を開花して、独占せんと襲ってくるというある意味、こちらもハッピー?なのでやって損はない。

以上から、万人向けとは到底言えないが、かなり濃い。

■Game
必要なものは最低限、揃っているがエンディング鑑賞は欲しかった。

あとBAD時のエンディング講座が面白い。
攻略に関するヒントくれたりだけじゃなく、イベント的な意味でも。

■音楽
低価格ゲーにつき、曲なし。

・声優
アルル→このは

声優が良い。
艶技も声質の演技も良い。

■CG
枚数は前述の通り。
原画はもう、人外モノではすっかり、個人的に欠かせない名前となりました。ぶぶづけ氏。

アルルの瞳の描き方が多少、人を選ぶかも知れないが立ち絵・CG共に可愛く、素晴らしい。

■難度
低価格ソフトの宿命だが時間は短い。
BADに行っても、講座によって分岐点に戻してくれる親切設計で問題なし。

■総評
制作者の魂(こころ)が伝わってくる佳作。
スタッフは人外娘を知らしめんと低価格で買い易い形を取りながら、語ってくれてるに違いない。

まだまだ、ニッチの人外ヒロインだがオカズとしては勿論、主人公の亡き恋人エピを絡めてアルルとのラブラブ生活ソフトとしての側面をも併せ持つ満足度の高いソフト。
オススメはしないけど(ぇ

★ネタバレ(↓に白文字で書かれています)
人間じゃないヒロインも悪くないと思う。
外出氏が多めなのが少し、気になるけど
めいんのアルルが可愛かったし
ざー汁分が多いし全シーン、使えるんじゃないかしら
めろめろのアルル、人外が性癖になるとは……って思っ
ちゃいました☆

人外きゃっほー☆なんて言うわけないじゃないっ
誰が魔物娘なんか……ふーんだっ

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