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しろくまベルスターズ♪ PULLTOP (しろくまべるすたーず) 真風さん [2009年12月26日]

・シナリオ:☆☆☆☆
・H度:☆☆☆☆
・GAME:☆☆
・音楽:☆☆☆☆
・CG:☆☆☆☆
・難度:☆☆

・総評:85点



■あらすじ
聖夜のクリスマス。
サンタクロースとして人々へ幸せを届けることを業とし、そのパートナーとして共に夜空を飛び廻る【トナカイ】と呼ばれる者たちがいた。

主人公の冬馬はかつて、聖夜の冬のイブにサンタと共に夜空を駆ける【トナカイ】に憧れを抱き、今では一人前の【トナカイ】として成長を遂げた。

彼は新米サンタのななみとペアを組むことになるが、当の彼女はと言えば能天気で前途多難な御様子。
そんな2人の向かうのは不思議な『ツリー』の眠る町、しろくま。

――そこに待つのはあたたかい、出会い。
――そこで届ける、あたたかい想い。
――そこで起こる、あたたかい奇跡。

1年に1度のとびっきりの季節。
ちょっぴり、寒いけれど、あったかい。
―――しあわせを巡る物語。

■シナリオ
あらすじにもある様に主人公はななみを初め、サンタヒロインたちをサポートし、やがては上手く噛み合ったチームとなるよう物語が進行していく。
全体的な世界観はヒロインたちとも同居だし、サンタたちが解決する(ようにという指令)内容もスケールは小さいので小さい。

肝心の物語としては主題に偽りなしのまっすぐなお話。
筆者も初見はかなり、ストーリー性薄そうだなぁ……とかいう思いを禁じえなかったのだが良い意味でのキャラゲーであり、雰囲気ゲーになっている。
それぞれのサンタ像と成長を描き、全くご都合主義を感じさせないハッピーの散りばめられたストーリー。

きららシナリオのみ唯一、他3ヒロインとは一線を画し、割と現実寄り。
家族も関連と彼女の夢についての主題が描かれる

ゆのはなと何処となく、同じような雰囲気を持ちながら、かにそのやゆのはなとは違った冬の物語。
話の傾斜にはやっぱり、多少の乏しさはあるものの、物語としてかなり、上手くまとまっていることで細かい粗には何故か、目を瞑ってしまう。

今回、何故かレビューが甘めなのもまさに聖夜の奇跡♪(ぇ

■H
ななみ:2
りりか:8
硯  :2
きらら:3

何処となく、バランスがおかしい気がする(笑)
とはいっても、りりかはシーン分割で本番なしが多い。
それらを除けば、他ヒロインと同じくらいになる。
それでも、りりか……圧倒的じゃないか
あとお漏らし(ぇ
尺や濃さはやや、濃いめ。
あとお漏らし(ぇ

■GAME
基本システムは全てし実装済みでセーブ数も申し分なし

■音楽
OP:Winter Bells♪
ED:Starry Fairy Tale
挿入歌:Precious Night
BGM数 44
Vo;茶太

曲調は全体的に雰囲気重視でゆったりめ。
本編中での使用タイミングがなかなか、効果的。
ちなみにOPとエピローグのWinter bells♪のヒロインALL ver.が一番いい

■CG
差分なしの全CG枚数が82枚。
うち、SD原画が15枚。

やや、枚数に乏しい。
特に一枚原画の数はもう少し、増やしてもいい
せっかくの藤原々々なのだし、立ち絵・エロCG共に質は申し分ないが枚数が物足りず

■難易度
共通3時間程度+ヒロイン6時間前後
総プレイ時間は25時間くらいか

選択肢はいずれも少ないうえ、容易

■総評
冬らしい物語で手堅い一本。
世界観がやや狭いのとヒロイン数では若干、少なめだが物語の設定もやや、オリジナリティを持ち主題に捻りのない分、あったかい気持ちになれる粗の少ない作品に仕上がっている。

冬にやりたくなるソフトにもオススメの1本にできる。

★ネタバレ(↓に白文字で書かれています)
今回、レビュー甘すぎてわろたwwww
まるでとろけるような甘い魔法に罹っちゃったみたーい♪(死

ちなみにゆのかにベルスターズはゆのはなやってた人へのミニミニFD(といっても30分くらい)。
ゆのはなネタにニヨニヨ出来るような感じで

今回はどのヒロインも甲乙つけ難いくらいだけど、最後まで残ったのはやっぱり、りりか。
ツンデレなのは言わずもがな、ちょっとお尻を弄っただけで濡れるヒロイン(お漏らし的な意味で)

最高すぎるじゃないか(死

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