・ｼﾅﾘｵ：☆☆☆☆
・Ｈ度：☆
・GAME：☆☆☆
・音楽：☆☆☆☆
・ＣＧ：☆☆☆☆
・難度：☆☆☆☆☆

・総評：79点

---

【シナリオ】
key作品の骨格。エロゲ業界では定評のある「泣き」を根底としたシナリオですが・・

今回のリトバスでは友情をテーマとしています。

個別では各キャラの恋愛の要素は少なめで、甘々な日常描写は望めません。結ばれるまでの過程、結ばれてからのヒロインの抱える問題点の克服に力が注がれています。

Refrainルートでは初期リトルバスターズの友情を描いた本ルート、　野郎が見せます。ちなみに新規参入ヒロイン以外、全員クリアしないと進めない。

感想としては、ボリューム、丁寧に作りこまたシナリオは他作品を圧倒すると思われるのだが・・・
個人的にはあまり合わなかった。信者には悪いが、KANONからずっと似たようなシナリオと感じるのは吾妻だけか？　例の恭介のシーンこそまさに用意された「茶番」であるとさえ思える。

しかし、（下ネタをほとんど使わずに表現する←個人的マイナス）笑える日常やミニゲームなどの工夫もあり
文章的には遠まわしな表現やメタファーも多く、そのためか先が気になり、最後までプレイできた。


結論：シナリオ君は良い奴だと思い、ついて行ったら途中から偽善に感じだし、最後にはただの偽善者になっていた。


シナリオを最後まで良い奴と感じれるならネ申ゲー。
途中で偽善を感じはじめた吾妻はかなりのひねくれもの。

偽善とはなんだ？（信者は見てはいけません）→ネタバレ



【Hシーン】
無きに等しい。各一回程度。
１８禁にしたなら、力を入れてみて欲しい。
keyの本気を見たい。


【音楽】
シナリオを良く見せるための武器。
シナリオを骨格とするなら軟骨かな（笑）？

まあシナリオと作曲は同一人物の影響を受けてるから当然か・・


【CG】
樋上いたる氏＆Na-Ga氏
Na-GaさんのCGきれいと感じました。
キャラは所詮このゲームでは筋肉！です。
シナリオという骨格があれば更なる評価up!が望めます。プレイ前とプレイ後で評価が変化します。

ただ言い換えれば、キャラ萌えで売っている他作品と比べると初見では見劣りするか。

【難度】
難しいです。攻略サイトみてやりました。