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eden* They were only two, on the planet minori (えでん) mmvさん [2009年9月21日]

・シナリオ:☆☆☆☆
・H度:☆☆
・GAME:☆
・音楽:☆☆☆☆
・CG:☆☆☆☆
・難度:☆

・総評:80点



※めんどくさいので、eden本編とPLUS+MOSAICを含む評価でやります

【あらすじ】
遠い未来突然出現した「破滅の星」と呼ばれる巨大なエネルギーにより地球に悪影響を及ぼす、それを回避する為に人類は地球から脱出を計画を実行する。
それから99年の時が流れ地球脱出計画の主軸となるフェリクスの少女がいた、ある日彼女のもとへ統一軍から派遣された青年がいた彼の仕事は少女を守ること。そして、彼女の自由を拘束すること…。

2人の出会いから物語は動き出す。
すべて燃やし尽くした星と少女の小さな物語が


【シナリオ】
地球滅亡という事で地球脱出計画を進める中、地球が滅びる最期まで過ごしていくという感じのシナリオです。
世界観が広壮としているように一見見えるが、以上に狭い世界をというか、狭い視野で滅びる世界を翔け渡っていくので世界の悲劇感が感じられないし勿体無いなと思うし生かし切れていない舞台設定でした。
どうやらこのシナリオライターはこの物語を悲劇的と匂わせながらギャグは皆無でという物語を作り上げたいという思い(意志)が伝わってきた、ならあの微妙なギャグを披露しないで素直に眼中にしか無いシリアス一本で行けば良かったのではと思う。
またこの作品これは泣きゲーと言われそうですがはっきり言って泣けません、それはボリュームが短い故にキャラクターに感情移入が出来ない為である、ラストに至るまでの過程の短さは不満です。

内容を見て判るように死の間際を過ごすという話ですが、この作品の良いところは最期の日に近づくにつれて慌てるとか、パニックや多情多恨しない所です、キャラクター達はそういう物を感じさせてくれない、ただの日常を演じきっている事です、傍から見たら極限状態には?とか可笑しいだろとか馬鹿にするだろうが、彼ら達は前提が違うのだ地球滅亡という物はどうでも良いんだ、いやただ単に行動する切っ掛け程度、好きな人の為にこの何でもない日常を続けるそれはそれで良いじゃないかそれが彼ら達の最後の楽園(時間)なのだから。


攻略関係
シオン一人、他PMで3人おまけ程度。

個別ルート
ラストは彼女自身の思い通りになるエンディング、多少鬱かな〜


【Hシーン】
PMにて薄いぞ薄いぞ、minoriにこれを吝嗇しても期待は出来ないのでww


【音楽】
オープニングテーマ
little explorer/原田ひとみ→多少無理に声を出しているように感じるが良曲b

BGM→minoriはいいねクラシックのような〜


【CG】
綺麗、キャラを光で照らし美化させているから綺麗。
演出も素晴らしい。


【プレイ時間】
本編6時間前後、PMは1時間程度?
どんなに遅いペースでも10時間で終わる、ボリュームどうにかしてくれww


以下ネタばれを含む↓↓
良作でした、直人さんは自分自身の為というか自己完結で死んでいくヒロイズム心情があったのか…あまり好きでは無かった。
後ラストのシオンは主人公に対して本当に最後まで一緒に見守って欲しいと願ったのだろうか?好きな人には生きて欲しいはず、生きてシオンの想いを守って欲しいと自分は考ました。

ボリュームを考えるとおすすめできません美意識が強く感じられる作品ですが、余程お金に余裕がある+minori信者ではない限りということで…

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