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真剣で私に恋しなさい みなとそふと (まじでわたしにこいしなさい) 雪麿さん [2009年9月6日]

・シナリオ:☆☆☆☆☆
・H度:☆☆☆
・GAME:☆☆
・音楽:☆☆☆☆
・CG:☆☆☆☆☆
・難度:☆☆☆

・総評:90点



とりあえず…疲れました…7Gは伊達じゃないですヨみなさん

みなとそふとの社運を賭けた大作。実際、かなりのレベルに仕上がっています、ハイ
あらすじは公式サイトでよろしく候う

シナリオ
ギャグパートは秀逸の一言。パロディネタも満載で、とにかく笑わせてくれます。シリアス分もそれはそれで結構な出来。一部なかなか欝なものもありますが…それを含めて評価できる。…欠点をあげるとすると、最終的にファミリーの力ずくで片付ける場合が多いので、少々先が読める点か

H度
エロイとかどうか以前として、主人公の鬼畜具合がすげぇ。かつてここまでのアナル魔神がいただろうか、いやない(否定形)。…まぁ普通のプレイも多いけどネ。まぁそれなりかと

GAME
特になし

音楽
OPは若干電波ともとれるが…EDはうってかわってしっとりとした良曲。個人的には特に茜空を推したい

CG
目立った崩れもなく、終止安定。さすがみなと

難度
たま〜に面倒な選択肢はあるけど、まぁ自力でいける程度。委員長√のだしかたはちょっと考え方の方向性を変えてみよう

総評
最初に言った通り、良作。全体的にバランスもとれている。量は半端ないのでそこは覚悟しよう。ちなみに筆者は20時間近くかかった。
みなとそふとにおいて乙女やアゲハ様のようなギャグ込みの最強設定をあえて中心に据えてきた今までとは違ったアプローチの作品でもある。戦闘パート自体はそこまで上手いわけでもないが、主人公の策がそこを魅せてくれる。また、ヒロインだけでなく漢衆も素晴らしい。サブキャラも含め、各人がいい方向に個性を出しており、不文律は感じられない。

ただ…若干戦闘キャラを出しすぎてパワーインフレの感は否めない。エロゲだからそこまでこだわらなくてもいいのかもしれないが

各ヒロインを攻略するのもいいが…やはりこの作品の根幹は「ファミリー」。仲間という概念のもとに描かれる隠し√はまさにその体現と言った感じ。主人公だけじゃなく、全てのコミュニティを描いているのは圧巻。

やって損はしない作品。ただまぁ…若干各√、そして最後の締めの中途半端感は拭えない。もうちょっと、テキスト追加できなかったものか

★ネタバレ(↓に白文字で書かれています)
S組のやつらのエピソードが欲しかった…若干FDが欲しい感じ。でも二学期とかは勘弁な!!

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