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Trample on“Schatten!!”〜かげふみのうた〜 TAIL WIND (かげふみのうた) mmvさん [2009年8月15日]

・シナリオ:☆☆☆
・H度:☆☆☆☆
・GAME:☆☆
・音楽:☆☆☆☆
・CG:☆☆☆☆
・難度:☆☆☆☆

・総評:78点



【あらすじ】
突如空から落下してきた、プリンセスドレス姿の少女・キザイア。
それを主人公・姫萩愛作が抱き止めた事から全ては始まった。
キザイアはシャッテンを倒すためのヒーロー・『ゼルクレイダー』へと身を転じさせる。
圧倒的な力でシャッテンを殲滅したキザイア。
愛作はただその姿を呆然と見つめる事しかできずにいた。

だが、それは始まりに過ぎない。
人が人との繋がりを持った時に生まれた『影』との戦いが、今、形を伴って具現化する……。

【シナリオ】
これは良い仮面ライダー、仮面ライダーをインスパイアしている作品、ほぼキャラクター全員が持つこの作品特有の熱烈な心、例えば『愛さえあれば勝てる』など何処かの少年ヒーローアニメによくある発言が多いです、そういう物が嫌いな人でも体験版などで一瞥すれば気に入る場合があるのでやってみてはどうだろうか、自分は仮面ライダー?とあまり乗る気では無かったが、いつの間にか熱狂している自分がいたww
キャラクター達の万能感が重要、子供の頃に良く起こりうる万能感がこのキャラクター達の魅力、一縷の望みさえあればやってやるぜ、みたいなww
シナリオですが、所々に出現するシャッテンを殲滅していくというのが主な物語、また後半にかけて、キャラクターの謎、謎の研究などの構成です、まぁバトルシーンで結構埋まってます。
バトルシーンですが、バトルエフェクトのお陰で読んでいて退屈にはなりません、また、敵キャラを投擲する画面効果がなかなか良かった。

『熱い』と評判なこの作品、キャラの熱論、正当化、扇動、バトルといった要素がそういった熱さを感じさせられるであろう、しかし、本当にこの作品は『熱い』のどろうか?表面的(フィーリング)には熱いだろう、熱さを感じさせられる、そう感じさせられているだけだ、物語に起こった無駄死にやらキャラ対達が抱えていた不安など考えてみると、熱さは冷めるはず『冷める』それが一時の場面限定感情だとしても、それを無視して一言熱いなどではすまされない、敢えて一言で表すのならば自分は『熱い』では無く『熱愛』、熱いと熱愛の意味は熱いはただ単にバトルシーンが熱いとだけを表し、熱愛は心から強く愛する事、愛する人を強く想う作品であったと自分は思う。

攻略推薦
由貴→ふうり→美衣奈→芹果→キザイア
オールクリアに価値のある物になっている、基本ハッピーエンド。



【Hシーン】
触手、レイプ、基本プレイの3タイプ
シーン突入に着衣か全裸かの選択が必ず出現。
結構濃いCGになっている。

【音楽】
青葉りんご良いよ良いよ♪
希望のウタ/青葉りんご→アニメの主題歌のような歌、斯様なりんごの歌い方はこれが初めてだし上手いと驚いたb


【CG】
SWAN SONGの原画さん、絵は綺麗だが立ち絵が残念、泣いているシーンや怒っているシーンでも立ち絵を見ていると通常の表情で立っておるというww
戦闘シーンは文句なしな出来b


【プレイ時間】
11時間程度
キザイア以外1時間弱で終わる、ボリュームは短め一本道でも良かったのになと思いました。




まぁこのレビューを見てこの作品は『考えるな、感じろ』と狭量な意見をする方も居るでしょうw
しかし、本当にこの作品は感じるだけで良いのでしょうか?

仮面ライダーやバトルシーン好きな方におすすめ、また嫌いな方でも体験版などで気に入るかもしれないのでやってみる価値はあるかと思います。

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