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77 〜And, two stars meet again〜 Whirlpool (せぶんずあんどとぅーすたーずみーとあげいん) 真風さん [2009年8月9日]

・シナリオ:☆☆☆
・H度:☆☆☆
・GAME:☆☆
・音楽:☆☆☆
・CG:☆☆☆☆
・難度:☆☆

・総評:75点



■あらすじ
魔法の力が周知となっている世界。
ここでは科学・魔法、各々が特性や個性が重視される。
物語の舞台はその科学技術を駆使して造られた、東京湾に浮遊するエリート育成機関。

この学園においても象徴である3つの塔――
・力の塔
・知の塔
・運命の塔
個々の特性に応じて、有能者に振り分けられる。

今、学園では学生の自治に任せた一大イベントの【星待ち祭】が行われようとしていた。
そこでは各塔の代表者とそのサポート(前者を【織姫】、後者を【星の巫女】という)が、たった一人選ばれた【彦星】を射止めようと奮闘するのだった。

主人公は偶然にも彦星となる為の鍵となる指輪を手に入れてしまったことから、各々の思惑を抱えたヒロインに追われることとなる。
そこから次第に学園の謎とともに世界を揺るがす事態が白日の下に晒されることになるのだった。

■シナリオ
とにかく、一番の目玉というか特徴は公式にも宣伝されていた通りにヒロイン数が10人とおまけで3人もいることである。
予め断っておくと一応、偽りなく全員攻略出来る。

展開は設定は多少、凝っているとまでは言わないまでも工夫してあるかな(?)程度に弄ってあるが何のことはない、非常にシンプルなものである。
共通パートは明るいドタコメ、個別パートは一部にシリアス寄りなヒロインはいるものの、あっさり気味。

具体的には【織姫】のヒロインはシリアス気味で【星の巫女たち】はあっさり。
複線の回収などは行われているが、消化不良でお世辞にもシナリオで売るものではないキャラ主導型。
これだけの数が揃えば、誰かは好みの属性がいるんじゃないかとは思うが惜しむらくはイチャラブが不足。

■H
宙・葵・瑠々・くぅ→3
亜紀・美紀・ステラ・凛・カレン・さくら→2

数自体は1人3回〜2回×ヒロイン分が用意されているので多いといえる。
プレイ内容は全てオーソドックスな和姦。
尺自体も普通で濃さも薄いといった方が間違いない

■GAME
必要スペックがやや、高めなだけはあって割と良く演出が動くことと、コンフィグも細かい。
ディスクレス可

■音楽
vocal:Elements Garden
OP:STAR LEGEND
ED:『ふたりで…』『星の奇跡』

EDは前者が個別EDで後者が最終EDで流れる。
どちらかというと雰囲気にマッチしたEDのが好き

Voice:
夏野こおり(宙)、金松由花(葵)、佐本二厘(ステラ)、日向裕羅(美紀)、有栖川みや美(さくら)、青山ゆかり(凛)、海原エレナ(カレン)、井村屋ほのか(瑠々)、遠野そよぎ(亜紀)、北都南(琴音)、楠鈴音(知枝)、金田まひる(ポコ)、須本綾奈(千影)、みる(モコ)

まさに声優ゲーの名にも恥じない。
特に日向裕羅が出演というだけで買っていいレベル。

■CG
全枚数は差分抜きで173枚(SD画は含む)
ヒロインの数が数だけに枚数は多い。
質自体もどれも見栄え良く、エロ数とのバランスもそこそこ。

ただ、てんまそ原画がちょっと判子化してる気が。
可愛いからイイけどw

■難度
共通が5時間程度+個別シナリオ

個別シナリオ
【織姫】→4時間弱
【星の巫女】→2時間弱

総プレイ時間は25時間くらいとかなり、長い
選択肢は難しくはないが地味にわかりづらいのも一部

■総評
とどのつまり、キャラゲー。
今までもそうだったが今作も設定が多少の工夫はあるが不変。
10人+@のヒロインで薄いシナリオなので流石にだれやすい。
ただ、変に凝ってないのでシナリオ薄味の王道キャラゲーとしての安心感はある。
誰かしらのお気に入りは見出せるかも知れないがシナリオ短くても泣かない、おとこのこだもん

★ネタバレ(↓に白文字で書かれています)
ふーりん×メイドロボ娘
その発想はなかった

  _  ∩
  ( ゚∀゚)彡 ふーりん!ふーりん!
  (  ⊂彡

唯一、そこそこのイチャラブもあったし

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