・ｼﾅﾘｵ：☆☆☆
・Ｈ度：☆☆
・GAME：☆☆
・音楽：☆☆☆☆
・ＣＧ：☆☆☆☆
・難度：☆

・総評：72点

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御存知の方も多いと思いますが、価格がとんでもないことになってる角砂糖(メーカー名の略称)の処女作。

結論から言うと、絶対に現相場の出来はまず無い。


最新作レビュー投稿の流れをぶった切って相変わらずの古ゲー＆きつめレビューです。




しなりお…魔法力に秀でたエルファン、運動能力に秀でたライカンなど非現実的な世界が舞台とあって、内容自体は種族差別のほとんど無い、ある意味SHUFFLE!に似偏った普通の学園もの。

純愛ものの常なのか、真紀奈とティータかを除き、基本的には個別に入ると各ヒロインに纏わる問題に触れ、やはり徐々に暗めのシナリオになってる。
個別の描写は話が短めで主人公静真があまりに朴念仁過ぎるためイマイチな面があるが、この作品の最大の特徴はアズラエルことアズ様の存在。

クルル及び静真との掛け合いは間違いなく本作で最も見応えのある要素で、
彼(？)のおかげで日常が非常にいきいきしている。
その反面アズ様が出ない場面では並レベルの描写しか無いという事でもある。

アズ様及びクルルが合わない方は間違いなく厳しい。



ヒロイン…萌木原氏お得意の獣耳ヒロイン、クルルが圧倒的な存在感を示している。
はぴ☆マガのカリン姫といい、ロリってええわー(ぇ



etc…ティータのおばはん声ですが、プリリンシオン声に慣れた俺にとっては割と普通ですた。



えろす…まさしく純愛ものと言った出来。
回数は各２回。



音楽…電波ＯＰ
｢True my Heart｣
はきしめんで有名。何度聴いてもきしめんに聴こえない俺は耳が逝かれているからなのだろうか。

意外と中毒性がつよい。



絵…萌木原ふみたけ氏、眼がかなり特徴的。
立ち絵が若干微妙なところだが、イベント絵はなかなか。



総評



出来自体は悪くなく、学園ものとしては中の上レベル。
これが普通の価格ならそこそこやる価値はあるんですけどねぇ…。