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FairlyLife HOOK (ふぇありーらいふ) 真風さん [2008年10月20日]

・シナリオ:☆☆☆
・H度:☆☆☆
・GAME:☆☆
・音楽:☆☆☆
・CG:☆☆☆☆
・難度:☆

・総評:70点



■あらすじ
空から人工衛星が降ってきたっ !?
擬人化した女の子たちと紡ぐ“全力ドタバタミラクルラブコメディ”!

単刀直入に言ってしまおうか。
携帯電話とセックルするゲーム

■シナリオ
設定から言えば、LikeLifeの正統後継として作られたのが今作といって間違いはないだろう。
購入を迷っているそこのあなたへ、過度の眼鏡を持たせてはならないという趣旨から、分かりやすく書こう。
良くも悪くも【キャラゲー】です。

■雑感
HOOKと言えば、快眠テキストが有名であまり、山場や起伏のない、又は乏しいマッタリ展開だったが今作では変化している。
まさに冗長でテンポが悪い。
一部ヒロインを除き、トラブルメーカーなヒロインと理不尽な行動に付き合わされる主人公トホホの巻である。

ハニカミの朝陽…いや、特にライライの結未にある意味では通ずる部分があるが、フェアリーライフに置いては投げたら投げっぱなし、伏線回収もないので結構、ストレスの溜まること受合い。
風紀委員はひたすらに意地悪だし、南はそれも悪意がないから性質が悪い。
南は他ヒロインルートでもどんどん、介入してきて【オレがヒロインだ】という、どこぞのパクリでお茶を濁すが空気の読めない電波ヒロイン道を歩んでいる。

唯一、未来と頼子さん。
今作での良心である。未来に関してはライライと比しても遜色のないキャラの魅力とある程度のシナリオを兼ね備えている。
頼子さんは本編では報われないが、最後にご褒美。

■H
各ヒロイン全4ずつで頼子さんと加奈子が各1ずつ。
尺はそこそこに長くなっており、前戯から本番の流れが主である。
HOOKにしては、或いは純愛系にしてもそこそこの濃さを保てていると思う。
HCG率は全体の40%

■GAME
UitimateStatusシステム。
お馴染みのもので選択肢に時間制限が出るのとウィンドウの色が変化。
あと多少、キャラの反応と効果音が変わる。
それだけです(ルートとかに変化はない)

■音楽
橋本みゆき補正。それ以外は普通。
曲数は4でそこそこ。

■CG
全部で110枚。
まあ、まかこ&らっこが好きなら。
ただ、時たま横顔が不安定になるよね…うん。

■難度
ストーカー

■総評
HOOKにシナリオを期待していたわけじゃない。
しかし、それにしても何か微妙だなぁ…というのが。
キャラゲー以外の何物でもないが肝心のヒロインが長所を打ち消してしまってる。
LikeLife並のクオリティを期待していると肩透かしだとは言える。

クールな携帯少女未来と頼子さん。
この2人に魅力を抱けなければ、或いはいなかったら自信を持って言おう。地雷ゲーになると。

★ネタバレ(↓に白文字で書かれています)
結未もある意味では嫌われてたとは思うけど、彼女の場合は伏線ってか、ちゃんと反省するからなぁ。
まあ、擬人化ヒロイン姫子と未来は文句なく、可愛いといえる。
あと、姫子が携帯に戻ってしまったような悲しいものは未来にはないのでご安心を。

まあ、プレイしてて夏に発売された某ダメリとはタイプが違うけど思いだした。
オレ……携帯大事にするよ。ついでにヒロイン擬人化してくんないかなぁ(ぇ

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