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11eyes-罪と罰と贖いの少女- Lass (いれぶんあいずつみとばつとあがないのしょうじょ) 真風さん [2008年4月28日]

・シナリオ:☆☆☆☆☆
・H度:☆☆☆
・GAME:☆☆
・音楽:☆☆☆☆☆
・CG:☆☆☆☆
・難度:☆☆

・総評:85点



その眼が運命を変える――

隻眼の少年「皐月駆」は5年前、たった肉親である姉を喪う。
幼馴染「水奈瀬ゆか」のお陰か、今では平静を取り戻したが虚無感が漂い、未来に希望を抱けない日々を送っていた。
まるで当然のように駆に寄り添い、尽くすゆかだが、駆との関係は進展しない。
それでも少しずつ前に進もうとしていたが、それを嘲笑するかのように、彼らの運命は劇的な変化を起こす。

・シナリオ
厨二展開なのは見りゃわかる。
レンタルマg(ryとかペルソ(ryみたいな設定。
主人公は偽善的じゃなく、むしろイイ奴なので全然、ok。
最初は、蛇足で平凡な展開から始まるが6人の仲間が揃った頃からが本番で、スロースターターに調子を上げていく。
目新しさはないけれど、それでいてちゃんと燃える展開と正統派伝綺してる。
タカヒサもカッコイイし、ある程度の練り込みが感じられる
3daysとベクトルは違い、インパクトは薄まったが、イイがLass戻ってきた
ただし、最後がちょっと物足りないのと常に主人公最強主義者には微妙
ノリはE×Eに通ずるが、それより全然、練られてるので☆4じゃ割に合わないので、やってしまった。
穴はあるが燃える、感動を充分に味わえる良作と断言できる。面白い

・H
脚本重視なので過度に期待しないように
基本的に2回(ゆかと菊理は3回。美鈴さんは3回だが実質2回)で濃いめ。
リゼットは攻略出来ないが【黒い方向でアレなシーン】があるので注意(回避不可)一応、全処女だけど常に主人公相手とは限らない
陵辱は実質的になし

・GAME
ディスクレス可
縛りはなさげだけど真ルートは最後をオススメ
クロスビジョンでキャラが動き、視点説明に必須だが独自性を醸し出すには至らず

・音楽
シリアス調の挿入歌に主題歌から、既に壮大さと予感を抱かせてて困る。
担当:Arsiel、彩音

・CG
ちこたむ→4
KENGOU(♂キャラ)→4
萩原音泉以下→3.5

・難易度
初回ルート攻略20時間前後で長い
以後は3時間程度(基本的に一本道)
選択肢は間違うとBAD直行。

・総評
オレの信じたLassは死んじゃ、いなかった。
4月イチオシの良作。
補足するとゆか・美鈴さん・雪子・菊理(真ルート)が攻略可。
エロならケフィア(栞)や先生にもあって、香央里はなし。
ただ、事実上の個別ヒロイン分岐はなく、そこが惜しい。
未解の細かい消化不良もあるが高水準にまとまってて、ケフィアと某ヒロイン攻略出来たら、なお良かった。
特にケフィアは出番からしても、非攻略なのが有り得ないだろ常考。
間違いなくLassはこういう方向性のが向いてる
(但し、依存系幼馴染が苦手な人は注意)
★ネタバレ(↓に白文字で書かれています)
リゼット救済ルートとケフィアルートがないとか泣いた。涙が溢れた
絶望しか知らない彼女を立ち直らせる駆とかいう展開が大好物なんですが。
でも、リゼット陵辱シーンはヌい(ry
みりんさんはオレの嫁に貰っときます

美鈴さん≒ケフィア≒リゼット>>>菊理=ゆか>雪子
さあ、早くFDを作る作業に(ry
FDで最低限、ケフィアルートは作るべき

ケフィア商法はじまる?
A.喜んで

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