・ｼﾅﾘｵ：☆☆☆
・Ｈ度：☆☆☆
・GAME：☆
・音楽：☆☆☆
・ＣＧ：☆☆☆☆☆
・難度：☆☆

・総評：79点

---

幼少期を過ごした天水町で一人暮らしをする主人公。
隣に住む幼馴染の片瀬恵や生徒会長の九条天音と再会し、 憧れの先輩である霧島乃々香や妹の瑞希も加わって穏やかで楽しい学園生活を送っていた。

ある日、主人公のもとに女の子が押しかけてくる。
「天泉森雨古依命」──通称・古依。
町の神社に祀られていた神様だという古依は傍若無人に振る舞い始める

穏やかに続くとはずの一人暮らしに、波乱の予感！？

シナリオ：
瑞希・乃々香・天音―Ａ
恵・古依―Ｂ

共通ルートはそれほど、長くはない。
Ａのヒロインを攻略後に恵ルート解放→古依解放というトゥルーＥＮＤ形式となっている。
肝心の個別は、上記３人はブランドに期待するであろう【萌え】を重視したものを楽しめる。
逆に下記２人では様相を変え、伏線の回収とシリアス方面のものとなる。
といっても、天音ルートでは古依の伏線を撒き、瑞希ルートでは恵ルートの伏線を撒いているのだが。

シリアス部分に多少の無理のある展開や穴はあるものの、なかなか練ったものだと思う。
逆にイベントに似たようなものが多いのとトゥルーである古依シナリオの盛り上がりがあっさりだっとのは勿体ない。

それでも、かみぱにに一定の評価を付けざるを得ないのは【ギャップの勝利】であろう。
特に顕著なのは瑞希で、序盤なんて事あるごとに主人公を罵倒しまくるが、そこからの変わり様が非常に上手い。
数回のイベントで、突然にベタベタ意識するものではなく、ちゃんと【フツーの兄妹】状態をしっかり、描写しているのだ。
ここから、近親ツンデレ状態のギャップをだれが予想したであろうか。
実際はここに書いた、数倍は頬を緩めているに違いない

勿論、親友からの発展の天音とか焦れまくる恵シナリオとか嫌いになるキャラがいないというのも大きい。
というわけで、筆者はシリアス２人よりも上記３人にこそ、かみぱにの大綱があると思うのである。

Ｈ：
瑞希が４。他３回ずつ。
キャラの可愛さも手伝ってはいるが、なかなかどうして、これがエロい。
プレイ自体はアブノーマルなものではなく、オーソドックスなものなのだが特にフェラがイイ。
触れてから、ちゃんと過程を描いてからお口に…(ry
ってなにを書いてるんでしょうね、えへへｗ

ゲーム：
普通。可も不可もなく。ノベル

音楽：
声優は共にガチ。てか、ふーりんがいるだけで骨抜きにされる筆者には冷静なはんだんのーりょくなど(ry
音楽は割とイイけど少し、BGMの自己主張しすぎかも

ＣＧ：
かみぱにを買う人の大部分がしんたろー画を購入目的に占める割合が大きいだろう。
多少、崩れてる部分も感じるが問題ない
でも、フロントウイングで一番、萌えるのは真央と天音

総評：
単なる萌えげーではないが萌え偏重のシナリオゲー。
この異なるジャンルの存在を善しとするか、萌えだけ楽しみたいと考えるかは個人差がある。
が、ヒロインの恋人になるまでの移り変わりを描いたものでは最近では、かなり上位にくるのは間違いない。
これが処女作ってのもあるし、佳作以上ではある

(原画８０点＋シナリオ７５＋処女作補正４点)÷２＝７９

★ネタバレ(↓に白文字で書かれています)
８０点にあえて載せなかったのはこれからに期待していからである。
ロリ神様(古依)だけ、ちょっと主人公に惹かれるのがちょっと無理があるかなぁとは思った。

嫁
天音＞＞恵≧瑞希＞乃々香＞古依

あれ、最初とかなり、変わ(ry
みんな好感度高いと付けづらいなw