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魔法、ひとつくださいな。 ホワイトクラリティ (まほうひとつくださいな) シンマさん [2007年10月25日]

・シナリオ:☆☆
・H度:☆☆☆
・GAME:☆
・音楽:☆☆☆
・CG:☆☆☆
・難度:☆☆

・総評:67点



・あらすじ
主人公[誠人]は、田舎の寂れた駄菓子屋を営みながら日々を怠惰に暮らしてる魔法使いである
魔法使いといっても、せいぜい離れた場所にある物を手元に手繰り寄せる程度のもの

ある日、客など殆ど来ない駄菓子屋のレジで、いつものように机につっぷして寝ていた誠人のもとに1人の少女が
「魔法、ひとつくださいな。」
と、やってきたのだった……

魔法という不思議な要素が絡んだ純愛ストーリー


・シナリオ
基本は日常的なほのぼのストーリーで、後半にちょっとした起伏を見せる王道な流れのシナリオです。

内容の方は可もなく不可もなくな微妙なストーリーで、シナリオも短いです。
話の構想や雰囲気は自分的にかなり良いと思ったので、もう少しシナリオに深見を持たせていれば、もっと良い作品になったかもと勿体なく感じました。

攻略ヒロインは4人、オススメの攻略順としては、[シュレ]と[ユマ]を最後に攻略する方が良いでしょう。


・H度
各3〜4回で純愛物としての標準レベル


・音楽
OP曲は片霧烈火さんが歌う明るく楽しい曲調の歌です。

自分は片霧烈火さんの歌では、カッコ良い曲や哀愁ただよう曲だったりのシリアス系の歌しか聞いた事がなかったので新鮮な印象を受けました。


・CG
キャラはみんな可愛らしく描けていて万人向けな絵だと思います。


・難度
難しい事もないですが選択肢が結構多めです。
2週目からは好感度カウンターが追加されて、各ヒロインの好感度をチェックでします。


・システム
好感度カウンターや、前後の選択肢まで一気にスキップ出来る機能などが備わっており、システム設定では自分の思い付く限りの項目を一通り設変更出来るので、システム面は完璧とも言える出来です。


・総評
総評は凡作〜佳作といったところですが、所々に光るものを感じられ、処女作にしては及第点をあげれる作品だと思います。

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