・ｼﾅﾘｵ：☆☆☆☆
・Ｈ度：☆☆
・GAME：☆
・音楽：☆☆☆☆☆
・ＣＧ：☆☆☆☆☆
・難度：☆

・総評：90点

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トリッキーなスパイゲーム＋微ハードボイルド

ねこねこソフト最後の作品となりましたが、これはシリーズモノとして連作できたんじゃないですかねぇ…。

音楽、CGについて
まずOPがかっこよすぎです。とにかくかっこよすぎです。音楽に関しては今季ぶっちぎり。
CGも文句なし。

シナリオについて
洋画をよく見てる人は多少の見劣りを感じてしまうかも。なかなかによく絞られた設定ではあると思います。買う前にはハードボイルドアクション…のような印象が強かったんですが、ドンパチの派手さは皆無。むしろ渋く地味に、それでも大胆なストーリー展開でした。そんなわけで、純粋にシナリオのみを追っていくなら、なかなか楽しめる作品だと思います。ちょっと他の作品にはない、新鮮さが詰まっています。だるだるな積みゲーに飽きたら、一度プレイしてみて下さい。

さて、ここからちょっとグチってみます。
とりあえず、この作品はもったいない。すごくもったいない。どうしてこれを作って終わりにしたんでしょうねぇ…。この作品はむしろ後に続いてくような雰囲気を持つ作品なんですよ。なかなか楽しめただけに、これで終わってしまうのは残念でしたね。