・シナリオ:☆☆☆☆・H度:☆☆☆・GAME:☆・音楽:☆☆☆・CG:☆☆☆☆・難度:☆・総評:88点■あらすじ都市部から遠く離れた片田舎、奥木染(おくこぞめ)。春日野悠(かすがの・はるか)は妹の穹(そら)を連れてその町に向かっていた。そこは幼少の頃の夏休みに何度も訪れ、過ごした祖父の家があり、懐かしい場所であった。不慮の事故により両親を亡くし、拠り所を失った二人は、今は誰も住んでいない祖父の家に引っ越し、そこで暮らしていくことを決める。不慣れな家事に悪戦苦闘し、普段から引きこもりで、何も出来ない穹の面倒を見ながら、悠は大変な毎日を過ごしていく。そんな悠を、昔遊んでくれた近所のお姉さん、依媛奈緒(よりひめ・なお)や転校初日からなにかと絡んでくる中里亮平(なかざと・りょうへい)、神社の巫女兼管理人 をしている天女目瑛(あまつめ・あきら)、その友達の渚一葉(みぎわ・かずは)らが、温かく迎えてくれる。小さい頃から、余り変わってないように感じた街並みや人。懐かしい思い出や、静かな環境が、悠を癒していった。そんな中、徐々に変化が訪れる。幼少の頃かわした二人だけの秘密の約束とその後、無くしてしまった大事な物の行方。そして、この場所を選んだ本当の理由。想い出として心に刻まれたときから、もう始まっていた未来。今まで傷つき、不器用な生き方しかできなかった相手と、悠はどう向き合うのか。日差しが強まる初夏の空の下、物語が動き始める。■シナリオ穹ゲー。……の一言ではさびしいので、感想をば。共 通ルートは体験版で、短い。一時間半もあれば終わりそう。のんびりしていて雰囲気は良いけど特に笑えるわけでもなく、そういう意味ではまあ、短くてよかったか? 共通が長いのは好きじゃないのでプラス評価。個別ルートはムラがあるけどそれなり。起承転結がはっきりしていてテキストも丁寧で好印象。一葉と瑛・奈緒と穹がセットになっている(初佳は独立)。以下、個別の感想□一葉&瑛いつも元気いっぱいな瑛と、その保護者の一葉。個別ルートは両方、この二人の関係性がメインで恋愛にはスポットが当たっておらず、恋愛描写は薄め。一葉のシナリオは何だか一葉が物凄く自己中なように思えて微妙、と言うか、性格的に主人公との相性が良くないのが見てわかって、う〜んと言う感じ。過保護な割に瑛の方がしっかりしていて大人だし。瑛のシナリオは誤解が解けてすっきりするし、結構、好きかもしれない。と言うか瑛が好きなんです。普段は明るいけど実は暗い過去がある系のキャラがね、いい。□初佳……。正直、必要だったの、これ?シナリオは強引と言うか滅茶苦茶だし亮平はウザいし。個別ルートはそのヒロインの魅力を引き立てるための物だと言うのに、逆にマイナスになってしまってて残念極まりない。年上でダメイドと言うキャラの属性は好きなんだけど、でも、正直、このキャラが処女なのは無理があるだろ……。□奈緒まあ、なんというか……逆レイプは駄目だよね。□穹来ました本命。第一印象の時点で決めてましたよ。この子のためのゲームだよね、これ。いや瑛もよかったけど、穹と比べると。話自体はまあ、近親相姦系の鉄板と言う感じなんだけど、穹が可愛すぎて。「私だけを見て」……いやいや、もう貴女しか見えませんから!銀髪ロングでロリで貧乳で病弱でツンデレでヤンデレで実妹……だと……。正直、妹属性はないし、妹キャラは義理じゃないと何となく嫌悪とかしてしまうんだけど、穹に関しては本当、実妹で良かったとしか言いようがない。彼女で妹属性に目覚めたお兄ちゃんは多いんじゃないかな?私は穹が特別なだけで目覚めはしないけど。絶対、最後にプレイするべき。■GAMEテキストを読むだけ。■音楽特に印象に残っているものはないけど、田舎が舞台なので基本、まったりした曲調の物が多い。主題歌はRitaが歌っている……それくらい。 声優はメインには名義は違うけど夏野こおり、木村あやか、五行なずながいて、サブには一色ヒカルがいる。夏野こおりの穹が素晴らしい。 ■H度穹が5回、奈緒が4回で他は3回ずつ。ここでも穹が優遇されていてイイネ!中身はどうだろう、そんなに濃いようには感じなかったけど。何か解説っぽい。■難度簡単。選択肢が少ない。最後に残しておいたので知らなかったけど、穹は誰か一人をクリアしないと攻略できない模様。あと、一葉→瑛も固定なのかな?穹はぜっっっっっっっっっっっったい最後に回しなさい! じゃないと、他のヒロインを攻略する気が起きなくなるから。いやマジで。■総評穹ゲー。穹が気に入らなかったら、多分、何の面白味もない。★ネタバレ(↓に白文字で書かれています)穹かわいすぎて死ねる……いやマジで主人公のへタレ具合とか気にならないぐらいとにかく可愛いああ……しばらく他のエロゲー出来ないなこりゃ。やるけど