・シナリオ:☆☆☆☆・H度:☆☆☆・GAME:☆・音楽:☆☆☆☆☆・CG:☆☆☆☆・難度:☆☆・総評:80点※レビュー投稿者は今作が初めてですので考慮を。【あらすじ】夜毎見る断頭台の夢。人の首を狩る殺人犯。それを追う黒衣の“騎士”たち。加速度的に狂っていく世界の中、蓮(主人公)は独り、日常と非日常の境界線を踏み越える。何も大層なことを望んでいるわけじゃない。正義や大義を振りかざしたいわけでもない。ただ、還りたいだけ。つまらない、退屈だけど平凡で暖かかったあの頃に。聖槍十三騎士団との戦い。狂気と殺戮と呪いに満ちた戦争の続き。その果てに、蓮はいったい何を見るのか……。【シナリオ】嘗て『地雷』と言われて評判だった作品、うん『地雷』と言われている文章やら構成などの以前の面影が多々ある事が前作をプレイしていなくてもまる判り、しかし今作でシナリオやらを付け加えたり演出を試行錯誤して補っているので過去の『地雷』を感じさせない作りに出来上がっていた。Dies iraeの世界観が素晴らしい、ダークな雰囲気、この舞台+戦闘シーンが良い感じ、バトルシーンは久々熱く熱狂できた、多分聖槍十三騎士団という誇張キャラの境遇、世界観のお陰だと思う。キャラ達の瞋恚の炎に満ちて怨嗟する姿がまた熱い、前回レビューした『かげふみのうた』で私が言っていた、熱いでは駄目だとか、考えろなど、その言葉の逆の発言は今回Dies iraeで使用してもよいだろう、まさにこの作品、一言『熱い』『考えるな、感じろ』だと自分は思う。主人公が軽挙妄動すぎるの一言、まぁそんな行動がかっこいいと思いますが。個別ルート香純、マリィの二人対象。マリィをラストに持っていくことをおすすめ。香純ルート→中途半端、朧気な感じで終わっていたと思う。マリィ→力が入ってるシナリオ、鬱な感じだけどハッピーエンド、楽観的な終わり方だけ個人的に好きな方。【Hシーン】基本プレイ、触手プレイの二種類シーン時間が短めなので実用性なし、絵は良いんだけどな…【音楽】オープニングテーマEinsatz/榊原ゆい→インギー風味、テンポよくていい曲、しかしこういう曲を作るのならば、榊原ゆいはファンタズム風な曲でも良かったのでは?と思った。エンディンテーマUber den Himmel/榊原ゆい→癒される、落ち着ける曲になっている。戦闘パートのBGMは『Holocaust』『Deus Vult』がお気に入り。どちらかというと『Deus Vult』の方が好き。【CG】この絵がたまらんwwまた男絵と萌え絵のギャップが物凄く違和感あったwwバトルシーンの演出が凝っている、ムービーやらこれには驚きb【プレイ時間】12時間程度ゲームレビューとは関係ないが、lightの売り方&作り方猜疑心を抱かせる、ユーザー方が避難するのは当然、自ら『咎社』になったのだと、咎められても否めない、しかし本作で完成度の良い作品を作り上げ多人数ではあるが風靡を行ったことは褒めたい所。皆さんの評価が胡乱なように評価が乖離しているがそれに惑わされず、購入検討中のユーザーは、自分自身のご判断で購入を定めた方がよろしいと思います、面白そうと思ったら買いですよ、後、低評価でいかにもこれは…というレビューユーザーさんは切歯扼腕して記述しているのかわざとなのか知らないが滑稽の一言。