・シナリオ:☆☆☆・H度:☆☆☆・GAME:☆・音楽:☆☆☆・CG:☆☆☆☆☆・難度:☆・総評:65点■あらすじ裕理が商店街を歩きながら、思い返していたのは自らが辿ってきた今までの騒動と非日常的な大事件。――ましろからの求婚、告白。太転衣との共存、引いてはましろを本当の妻にするのか――裕理にとって妹同然だった、ゆみなが抱いてきた想いと荒ぶる鷹のごとく神通力を駆使する鳳凰との騒動。――神出鬼没な鵺の退治(?)をしながら、自らの宿命に葛藤する美冬。――幼馴染のアメリとの間に燻り続いてきた、すれ違いや暗い過去から起因した応龍との決戦。『裕理さ―――ん!!当―た―り―ま―し―た―!』逡巡の内にいた裕理を呼ぶ声に周囲を見やると、ましろが二十万相当の町内福引きで特等を引当て、喜ぶ姿があった。そんな出来事(イベント)も一過性の内に忘却の彼方へ、季節は裕理が学生として迎える最期の夏期休暇。ふと、ましろが引当てた福引の旅行券の存在を思い出す。そして、はじまる恋する二人の‘確かで揺るがない魂の絆’(タユタマ)が織り成す、ラブラブな日々。■シナリオまず、始めにFDというよりもIt's happy daysは本編+@の補填ソフトという方が近いので本編である【kiss on my deity】をプレイするのが前提。ましろは本編の補填シナリオで綺麗な完結。優遇度合も印象的にましろ1強な感じが強い。とはいうものの、あくまでもましろ・アメリ・美冬・ゆみな各々の後日談が3時間程度ある。鵺成長日記ちというか1セットな美冬と微笑ましい鵺。ゆみなは可も不可もなく、アメリは良くも悪くも前作の尖った性格が幾分、丸くしてある。応龍のツンデレが見れるのはアメリだけ。あと、本編後に追加されるコスプレイベントとサブ枠ルート。特にましろはタユタマという作品を綺麗に締めているし、質そのものは無難で悪くない。ただし、フルプライスなお値段では、どうしても短すぎるのが欠点。■H・ましろ→5・アメリ→3・美冬 →3・ゆみな→3全16枠だが、ましろにやや水増し感。和姦独特の……いや、それにしても回りくどい表現が多く、淫語が少ないのでお世辞にもエロいとは言えず。鵺のシーンがないのはお約束。ちぇっ。回数的には☆としたいがムリ……と思いきや、ちびましろのセクロスが2枠。そ……そんなんに釣られるわけないじゃない……ばかっ…※☆数は誤爆したわけではありません■GAME角砂糖のミニゲームは毎回、難しい。何故だ。頂けないのはBGMなど、一部の使いまわしが顕著なこと■音楽Kiccoの情熱のウォブルが主題歌。瞬間スプライン(本編)、The fine every day(地上波アニメ)など、筆者的にKiccoはスルメな曲が多い。どれも曲調は似通っている部分があり、安定している■CG合計58枚でエロ率はほぼ、50%。とりあえず、フルプライスにしては枚数がミドルプライス並みなのはちと辛い。一枚画の質は筆者がもえきー儲視点で見てはいるものの、可愛いしイイ。ただ、ましろED時の画とか、所々に不安定なのがあった気もするがキニシナイ■難度選択肢は始まってすぐに出現するもののみな為、あってないようなもの■総評本編補填のFDとしては、まあまあ及第点ではあるものの値段が高い感じは否めず。もしミドルプライスなら+10点していたが凡作の域を出ない。鵺の【ぱぱ】とちびましろとのにゃんにゃんで何とか相殺してみた。何故か、あらすじに【ラブラブな日々】とあるが、それを謳うには微妙な気がする。★ネタバレ(↓に白文字で書かれています)とりあえず、これが言いたかった。It's happy daysは文法的におかしいな。うん。ちびましろのにゃんにゃんは大儀なのじゃ(cv.水鏡)ましろはノーマルver.とちびましろがあってこそ。アメリは丸くなってやや、らしさが抜けたけど一貫とした自分優位はある意味、現実味があるともいえる。美冬で堪能したとはいえ、個別ルート含む鵺商法が始まって欲しかったな。箱360版なぞ、知らぬ(cv.鵺)