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とっぱら〜ざしきわらしのはなし〜 キャラメルBOX (とっぱらざしきわらしのはなし) 真風さん [2008年10月7日]

・シナリオ:☆☆☆☆
・H度:☆☆☆
・GAME:☆
・音楽:☆☆☆
・CG:☆☆☆☆
・難度:☆☆

・総評:80点



■あらすじ
生まれつき、妖怪を見ることの出来た主人公は日常的に彼らと交流してきた。
しかし、些細なことで住み着いていた座敷童とは喧嘩別れしてからというもの、家には不幸が降りかかるようになった。
その不幸が契機で、交流してきた妖怪嫌いとなった。
そこにあるひとりの女性が現れた。

【影女の美影と申します。お世話をしに参りました。】

再び、妖怪たちと関わり合う日常が始まる。

■シナリオ
共通ルート+個別で個別ルートは短め。
共通ルートはイイ意味で空気で、妖怪たちとの癒し空間兼日常シーン。
攻略可能ヒロインは8人+TRUEの1人と多い。

→シリアス
【美影・幸子】
何か、メイン兼核心みたいな感じ。
主人公の妖怪嫌いの設定の回収も上手く為されるし。
この2人はシリアス寄りでホロリとさせるお話

【他ヒロイン】
瀬織が一番、終始のノリが明るめで一貫してる。
バランスがイイのが狐(藤花)+鈴コンビ。
穂波は事実上のBADじゃないかという妖怪にさよなら、お帰りなさい人間生活帰還ルート。
佐久夜と千鶴美は空気。イソラは雰囲気暗め。

TRUEは後味はあんまり、良くない。
全体的に手堅く、雰囲気ゲーとしてまとめつつ、特に美影は多少のご都合主義はあるにせよ、なかなか。
主人公は妖怪嫌いからテキストを読んでいくと共に成長していくタイプで序盤はやや、ヘタれる。

推奨攻略順
穂波→千鶴美・瀬織・佐久夜(順不同)→藤花・イソラ→幸子→美影→ミドリ(TRUE固定)

■H
(回想)
美影4 幸子2 藤花2 鈴1 佐久夜1 瀬織2 イソラ2 千鶴美1 穂波3 ミドリ1
※美影と幸子、瀬織は分割水増し1ずつ。

割と頑張ってるんじゃなかろーか。
濃さは標準だけど、とりま原画イイ仕事しすぎGJ
一番、エロイのは間違いなく、穂波ルート。

■GAME
マップでヒロイン選択方式のADV。
一筋に追っかけると、一時的にヒロインが消失するときがあるので、その時は無難に関連ありそうなキャラ選択しとけば、大丈夫。
設定の変更などは一通りに揃ってはいる。
特段、快適でもないけどね(必要最低限)

■音楽
佐本二厘(美影)・木村あやか(幸子)・青山ゆかり(狐)・まきいづみ(佐久夜)・深井晴花(瀬織)・水鏡(イソラ)・きんたm…金田まひる(千鶴美)・アグミオン(穂波)

声優買い一本釣りとしか言いようがない。
稀にみる王道豪華声優陣。
OPで久方ぶりに榎津まおのお歌を聴いたのですうぅぅぅ☆(殴

■CG
あれ……どうしよ…のり太より好きなんだけど。
ヒロインも結構、可愛い上にエロ原画も割と映える。
こりゃ、アマクラ氏はお気に入りになりそうだわ

■難度
最後にTRUEを見ると、美影シナリオには以前のようには入れなくなる(ミドリ出現のため)
美影にいくには、誰も選ばない八方美人になるように行くと、美影シナリオに入れる。
くれぐれも念を押すと美影は最後にしといた方がいい。
心理的に無限ループに陥るぞ…仕様です。

■総評
手堅くまとまった、良作。
すべてに置いて平均水準を上回っていると思う。
妖怪たちとまったりと癒しゲーの一言につきる。
発売日に目立ったクル☆くるがあったので地味な感じではあるけど補正とっぱらったら、こっちを勧めるかも。

さて……数十年気ままに生きて、筆者も妖怪たちに会ってくるわ

★ネタバレ(↓に白文字で書かれています)

恒例のヒロインランキング

美影>>>>>>>>>>狐>>幸子>瀬織>ミドリ≧千鶴美>>穂波>>>>佐久夜=イソラ

美影→美影→美影→狐→美影→美影→幸子→美影→美ry

仕様です☆
自分のとこにもふーりん声の美影が現れないかなぁ…(現実逃避

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