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超昂閃忍ハルカ アリスソフト (ちょうこうせんにんはるか) シンマさん [2008年6月24日]

・シナリオ:☆☆☆
・H度:☆☆☆☆☆
・GAME:☆☆☆
・音楽:☆☆☆
・CG:☆☆☆☆
・難度:☆☆☆

・総評:95点



【あらすじ】
地球侵略を企む悪の軍団[ノロイ党]が次々と放つ凶悪な怪物[怪忍]
彼らに立ち向かえるのは正義の忍び集団[上弦衆]……その中でも特に力を有する存在である[閃忍]と呼ばれる少女達だった。

━━ごく普通の高校生[タカマル]は、自分が上弦衆頭領の血を引き継ぐ者だと突然聞かされる
そして更には、その血を引く者には閃忍の力の源である淫力をエッチをする事により与える重役を担う事を……。

タカマルと3人の美少女閃忍との平和を守るための戦い
そしてエッチな生活が幕を開ける……。


【シナリオ】
変身ヒロインAVG[超昂天使エスカレイヤー]の流れを汲むアリスソフトの新作(話しの繋がりは無し)

シナリオは18禁要素を抜かせば至って普通の変身ヒーローものと言える内容
絶賛出来るとは言えないまでも、それでもしっかりとした起承転結があり、なかなか様になっているストーリーでした。

純愛・鬼畜・ハーレムENDなどエンディングの種類は多数あり。

抜きゲー基準のシナリオに対して少し甘い評価なら、☆3.5個くらいはあげちゃいます。

【H度】
さぁ気合いを入れてレビューしますよ!w(ぉ

閃忍に力を与える為にHをするわけですが、その内容は純愛系や鬼畜系など数多く用意されておりバリエーションが豊富
もちろん変身ヒロイン物としての目玉?である、敵に負けてしまう事で受けてしまう凌辱Hも多数用意されています。

Hシーンの内訳>
・ハルカ
純愛H:13種類
鬼畜H:7種類
凌辱H:15種類
・ナリカ
純愛H:11種類
鬼畜H:7種類
凌辱H:9種類
・スバル
純愛H:4種類
鬼畜H:1種類
凌辱H:6種類
(本作には通常系Hというシーンや各種エンディングで見られるHシーン等もありますが、筆者の独断と偏見によりそれぞれ純愛や鬼畜系Hに振り分けました)
スバルだけは後半で仲間になるという事もあり、数が少ないのが残念。

この他にも、サブキャラとのH、3Pや百合系のH、敵であった女怪忍とのHなどもあります。
ほとんどの純愛や鬼畜Hには3パターン、凌辱Hには2パターンづつ用意されており、それら全て合わせるとHシーンの総数は“175シーン”にも及びます!(筆者の計算上)

変身ヒロイン系の抜きゲーとしては最高峰なレベルと言えるでしょう!

個人的な苦言>
鬼畜Hはタカマル本人がするならまだしも他人にヤらせてしまうシーンが多いのが少しイヤだったかな……。

操られたりした一般人がハルカ達を凌辱するようなシーンが幾つかあるわけですが、敢えて狙っているのだろうけれど、その一般人がモロにメタボ体質だったり露骨なオタク野郎だったり小汚いオッサンだったりするのが自分は嫌でした。
あまつさえ、太っているからといって「ぶひ!ぶひひっ!」なんて口調をさせるのはいくらなんでもいかがなものかと……。
自分は速攻でそいつらのボイスはOFFにして、シーンを楽しみましたとさw
(;´Д`)つ)´Д゚)∴゚
結局は楽しんだんかい!!

……とまぁいくつか個人的に合わないシーンもありましたが、あくまで一部のシーンでの事で、コレだけの量があれば人によって一つ二つそんなシーンがあっても仕方がないかと

全体的に見れば、やはり変身ヒロイン系の抜きゲーとしては最高峰なレベルと言えるでしょう!……大事な事だから2度言ったよw(ぇ


【GAME】
戦闘での技の演出や、城攻略での可愛らしいチビキャラが駆ける様子など、なかなか良く作り込まれています。
とはいえ戦闘シーンは攻撃を順番に繰り返すだけの至ってシンプルな内容なので、特に面白いとまでは言えません

わざと負けたい時に即降参が出来るシステムはグッドでしたw


【音楽】
OPムービーはフルアニメーションでなかなかのクオリティ、曲も良い歌ですね


【CG】
おにぎりくんの描く独断な味わいがある上手い絵です。

しいて苦言を言うなら、ナリカのパンツ丸見え衣装はもう少しどうにかならなかったのかとw
しかもナリカ含め誰もそこにツッコミ入れないのがなんとも……w


【難度】
先に説明した通りエンディングの種類が数多くあり、同じ純愛ルートや鬼畜ルートに至ってもノーマルとトゥルーENDの2種類あります。
いろいろと条件があるので何も見ずに全てのエンディングを見るのは難しいでしょう


【その他】
3人の閃忍に加えサブキャラや数々の怪忍達と登場キャラクターが多い中で、その声優陣は裏で有名な人はもちろん、表でも聞き覚えがある方がいたりとなかなかに豪華です。
ただ一つ言いたいのは、折角みるさんを起用しているのだから、もう一人くらい女怪忍を増やして濡れ場を用意して然るべきだろうと小一時間……

システム面で不満な点を言えば、ボイスのON/OFF設定が[ハルカ・ナリカ・スバル・その他]としか無い事
男女別やHシーンのみのON/OFFなど、もう少し細かな設定があった方が良かったかなと


【総評】
前作エスカレイヤーと比べて全体的にパワーUPしている作品
個人的に唯一前作より劣っていると思われる事が、ヒロイン負けしている感が否めないという事かな……ってかエスカレイヤーがキャラ的には良すぎましたねw

ここまで細々とした苦言はいくつか上げてきたわけですが、まぁそんな事は些細な事……十二分に期待を応えてくれた作品で、抜きゲー基準の評価なら100点付けても良いかなと思える内容でした。
ただこれで超昂シリーズはまだ終わって欲しくないので、次回作への期待の意味も込めて総評は95点としておきます

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