・シナリオ:☆☆☆・H度:☆☆☆☆☆・GAME:☆☆☆・音楽:☆☆☆☆・CG:☆☆☆☆☆・難度:☆☆☆・総評:70点・あらすじ 日本有数の霊山である[王臨山]の支配をめぐり、この地に住まう妖怪の長[千蟲姫(ちむしひめ)]と、退魔の一族である[月杜神社]は対立していた。 そんなある日、更にそこに異国の魔女[エーファ]率いる西洋妖怪の軍勢も王臨山を狙ってやって来てしまい、まさに三つ巴の状態になってしまう この事態に千蟲姫と月杜神社はひとまず一時休戦……まずは西洋妖怪を協力して撃退することになったのである。 千蟲姫の右腕にして天狗の半妖である主人公[飛天丸]と、月杜神社の巫女である清家姉妹[穂乃香・澄香]は、協力して西洋妖怪に立ち向かうのだった……。・シナリオ 妖怪に勝ち続ければ純愛、負ければ凌辱H……そして治療の為にもまたH どちらに転んでも可愛い巫女姉妹とのHを楽しめる神楽シリーズの第3弾(天神楽は除く) コンセプトこそ清楚な巫女姉妹が妖怪達に犯されてしまう凌辱系ゲームではありますが、日常パートのシーンでは普通の純愛物と同じく可愛いヒロイン達とのボケありツッコミありの会話などで楽しませてくれます。 少し展開が早めな気もしましたが、なかなか良いストーリーだと思いました。・H度 巫女姉妹が敵に負ければ凌辱(種付け)される→治療の為に主人公とH……という流れです 敵の西洋妖怪は10種類以上おり凌辱シーンは1回目と2回目の2パターンづつ×姉妹2人分 治療Hも同様に2パターンづつ 今回の敵は西洋妖怪であり日本妖怪は味方なので、前作に登場した日本妖怪との凌辱シーンは無い……と思いきや、そこはもう1人のヒロイン千蟲姫が弱った日本妖怪に力を与えるという名目で交わってくれるので、痒い所にも手が届いてます(ぇ マンネリを感じさせない為に、サキュバスやドッペルゲンガーといった西洋の妖怪に目を付けたところは良いと思いましたが、さすがにこの妖怪(モンスター)とHするのは無理がありすぎだろ!?……と感じる妖怪もいましたね…(苦笑 もちろん純愛Hなどもあり、総合してかなりのボリュームです。 内容的には獣姦や虫姦に近いものが多いので、そういうのが嫌いでない人に薦めます。・GAME ごく平凡なS・RPGなのでお世辞にも楽しいとまでは言えませんが、グラフィックは綺麗です・音楽 日本的で古風な印象を感じつつも、今風な感じでもある良い歌です 神楽シリーズの歌は毎度良い曲ですね。・CG 一番好きな絵師さんなので自分は文句無しの☆5つ、なので判断はあなたに任せます(マテ・難度 戦闘パートは難度を選択出来ます 攻略自体は簡単ですが、ワザと敵に負けたりなどシーン集めが少々面倒でしょう・その他 音声・音楽の音量バランスが悪いので修正パッチを使用しましょう・総評 普通の凌辱系抜きゲーに比べてはしっかりとしたストーリーなので、凌辱Hが目的で購入しつつ、且つストーリーも楽しみたいという方にお薦めです。 ただ自分はどちらかと言うと神楽シリーズにはシナリオを期待しており、メインヒロインの千蟲姫はかなり良いキャラをしていて良かったですが、肝心の巫女姉妹2人が前2作よりキャラが薄くイマイチだった為、点数は前作より低めに付けました。 月神楽[特別版]の方には前作[夏神楽・鬼神楽]も同伴されています。 値段は1万円くらいと少し高めですが、3本楽しめると考えれば十分その価値はあると思います。以下苦言★ネタバレ(↓に白文字で書かれています)敵とはいえ今作唯一のお姉さんキャラである魔女[エーファ]に結構期待していたんですが、殆ど見せ場無しの空気だったんでガッカリてした……(´Д`)