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To Heart(PS版) Leaf (とぅはーと) REIさん [2004年12月27日]

・シナリオ:☆☆☆☆☆
・H度:−
・GAME:☆☆☆
・音楽:☆☆☆☆
・CG:☆☆☆☆
・難度:☆☆☆

・総評:85点



「雫」、「痕」に続くビジュアルノベルシリーズ第三弾。前の二作とは打って変わり、ほのぼのとした学園純愛ストーリーである。PC版の爆発的人気に支えられて、移植された。
ギャルゲー=18禁目的というイメージが払拭され、純粋にシナリオ展開で勝負するという、いわゆる泣きゲーの先駆者となった作品だと自分では捉えている。
この「To Heart」を皮切りに、後の泣きゲーブランドの台頭が始まったのではないだろうか。
シナリオは高校生の視点で進められる。幼なじみや悪友との何気ない会話、試験勉強に四苦八苦する日々、新学年に期待を込める春、そして周囲を取り巻く少女たちとの出会い、恋……。今でのギャルゲーの王道的な要素を完成させた丁寧な出来である。しかし決して色あせることは無い。当たり前の物語の中には、涙腺のツボがしきつめられている。PS版では各種ミニゲームをプレイすることもできる。
BGMはほのぼのとした音色で物語を盛り上げる。
ヒロインのテーマ「彼女の横顔」はすっきりとした五月晴れを連想させてくれる。主題歌「Feeling Heart」挿入歌「それぞれの未来へ…」共にシナリオと密接に関わる曲作りが成されている。
CGはPC版より改善されているが、割と好みで評価が分かれるところか。

このゲームからギャルゲーを知った人も少なくないのではないだろうか。もう戻れない青春時代を描いたこの作品、プレイする年齢によって感じ方が変化するだろう。

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