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天使のいない12月 Leaf (てんしのいないじゅうにがつ) トーマスさん [2006年8月15日]

・シナリオ:☆☆☆☆☆
・H度:☆☆☆
・GAME:☆☆
・音楽:☆☆☆☆
・CG:☆☆☆☆☆
・難度:☆☆

・総評:95点




青春絶望系+鬱なビジュアル的ノリ

はぁ…

っていうのが素直な感想ですね

主人公がかなり自分達に近い視点で描かれています

特に中途半端に卑屈でチキンなとこがお気に入り

音楽について

自然な感じでした

あまり耳に障らない調子だったかと

こういう音楽がスラスラ入っているのを聞くと、改めて演出や音楽担当さんの凄味を感じます

シナリオについて

ヒロイン達が一番イカレてます

何というか、マトモ度では影の薄いメインさんや後輩さんがまだ普通の女の子でした

歪んでるよねぇ…

でも、なかなかに全シナリオを通して綺麗なまとまりがあったと思います

ヒロインごとのテーマがはっきりしているし、ハッピーだとかバッドではないエンディングの素直さがよかったです

もうちょっとヒロインが普通の女の子だと、よりシリアスな鬱ゲーになったでしょうね

やたら自虐な黒髪ロングと、やたら死にたがるツインテ娘のおかげでだいぶ救われないお話になってます

いきなり全キャラはお腹壊すかも


うん

でもとても強く心打たれるシナリオでした

鬱ジャンルとは別にとても完成度の高いゲームだと思います。

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