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祝福のカンパネラ ういんどみる (しゅくふくのかんぱねら) 涙の雨さん [2009年2月21日]

・シナリオ:☆☆☆
・H度:☆☆
・GAME:☆☆☆
・音楽:☆☆☆☆
・CG:☆☆☆☆☆
・難度:☆

・総評:77点



レビュー。





シナリオ…序盤は基本的にクエストの連続で、個別に入るとちょいシリアスが入る、敵にも味方にもなる女の子がいる等、最近で言うとWGA(Sugar Pot)に似た流れ。



異色な感想ではあるが自分的にはクエスト、個別に入るまでの会話シーン、トルティア姉妹の漫才はかなり微妙だった。

というのもクエストに関しては似たようなものばかりであまりワクワク出来なかった。

会話シーンはういんどみるらしく萌え度の高いものだが、カリーナさんがかなりのご執心ぶりを見せてたりでちょっと萎え(補足は後述)、トルティア姉妹の漫才はかなりやっつけな感じで若干飽きたり、で少しばかりやりすぎた印象を受けた。



シナリオ本筋については意外としっかり丁寧に作り込まれており、終盤のような先の見えない展開はコテコテながらもかなり楽しめた。




ヒロイン…萌え死ぬ位に突出した娘さんはいないものの、全員がなかなかのレベルでまとまっているのが流石というべき。
ちなみに共通ではイマイチだったカリーナさんは個別に入ってから評価が一転、ええ娘さんです。


個人的にはチェルさんとミックミク(違)、サブではシェリーが良かった。




エロス…絵はエロく、質及び回数等は普通ではぴねすと大差無い。
しかし制服分と演技分で劣っているのか、少々微妙。
差分自体は相変わらず凄まじい。



難度…多少制限はあるが、終盤の戦闘が分かりづらい程度で大して選択肢も多くないので楽。



音楽…ボーカル、BGM共に優秀。
銀月がかっくいい。



絵…こーちゃ氏。
ニナさんの立ち絵等一部を除き、より万人向けな感じになった印象。
柔らかい色使いで大変秀逸。



戦闘パート…敵と対峙した時に入る演出。
しかし出来る事は決められているので戦闘とは名ばかりといった所。
正直戦闘演出そのものの存在意義を疑いたくなる。



一応ゲームオーバーはあるが、選択肢直前の会話で答えが出てる様なもので、おまけに選択を間違えられる猶予も多少ある、つまり簡単。
その上に大抵の敵は1、2回攻撃するだけで乙る淡白さ。




総評



個人的にはトルティア姉妹や戦闘パート等合わない点がいくつかあったが、それを考慮しても充分にシナリオと萌えを両立した良作だと思う。
総受け(?)に抵抗が無ければ是非。

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