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さくらシュトラッセ ぱれっと (さくらしゅとらっせ) 涙の雨さん [2008年8月30日]

・シナリオ:☆☆☆
・H度:☆☆☆☆
・GAME:☆☆☆
・音楽:☆☆☆☆
・CG:☆☆☆☆
・難度:☆

・総評:78点



さくらシュトラッセと呼ばれる、とある小さな商店街の中にあるレストラン
「かもめ亭」
を1人で切り盛りしている母が倒れたとの連絡を受け、都会のホテル料理人を辞めかもめ亭に向かった主人公、綾瀬春美。
その帰路で突如空から降ってきた魔女、マリーにより右腕切断の重傷を負い、魔法で一時的に治したものの、完治には至らない。
実家、そして自身のピンチを主人公はどう乗り越えるのだろうか…。



冒頭はこんな感じ。実際にはそんな重い内容ではない、ぱれっとの作品。



しなりお…実家がピンチだったり魔女により右腕切断したりで非常にデンジャーな始まり方だが、いざ始めると内容自体は実にほのぼのとしている。
本作のコンセプトでもある魔法だが、実際には料理を一瞬で作ったり
10日前のアニメを見るために時間を戻したり
パンツめくったり
エロスの為に精力のつく魔法を料理にかけたり


で、治療目的以外は使い方が不純な気がしないでもない。
クラウディアの炎魔法による教会焼き払いはちゃんと意味があるが、まともな理由では無いだろう…。



ひろいん…魔女1人、人間2人、猫1匹。



マリー(佐本二厘)…戦闘機に追われる場面がゲームスタートかつ登場シーンという、色々とデンジャラスな気弱でさりげなくオタク魔女。
給料で抱き枕カバーやアニメDVDを買うという、ある意味現代的で素敵な娘さん。


優佳(風音)…主人公姉で巨乳。
大学を休学してまでお店を手伝うという、涙がちょちょ切れそうな格好いい姉さん。だが自身のシナリオは今一つ。


かりん(桜川未央)…主人公幼なじみで主人公をみーくんと呼ぶアホなボクっ娘。
客に食い物をたかる恐ろしい子。
あまりにも精神年齢低すぎる気がするのですが気のせいでしょうか(え


ルゥリィ(井村屋ほのか)…猫娘。
唯我独尊過ぎる性格が大変素敵。
猫とアッー!は生物学的に許されるのかなんて、あなたは決して突っ込んだりしませんよね(何


番外編


春美…例えルゥリィルートでも巨乳好きを力説するナイスな野郎。



えろす…テキスト、絵共にやや濃い。



おんがく…OP、ED、BGMどれをとっても平均レベル。


ぐらふぃっく…乱れが無く綺麗だが、くすくすさん独特の神秘的な雰囲気は少々失われている印象。

なんど…ストーカーで十分。



総評


2008年度では現状最もバランスがとれている作品の一つであると思います。

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