・シナリオ:☆☆☆☆・H度:☆☆・GAME:☆・音楽:☆☆☆☆☆・CG:☆☆☆・難度:☆☆・総評:80点車輪の国で有名なあかべぇそふとつぅの作品。車輪がいまいち合わなかったのであまり期待してはいなかったんですが、普通に面白かったです。個人的には良作の部類に入るかと。シナリオハルルートがメインで、他の三人の個別はおまけ程度。なんか、第五章以降の評価が高いみたいですが、個人的には、二章〜四章の方が好きです。盛り上がるのは五章以降なんですが、ハルと魔王の頭脳戦や心理戦の方が好きなので…。なんか、五章の展開が急過ぎて置いてかれた感じなんですよね。ハルや京介もほとんど事件には絡まないし、それがマイナスでしたね。あと、あの最終章はどうかと…この辺りはネタバレで…H度ハル二回で他三回。特筆する点も無いかな。GAME普通のノベル。音楽この作品の売りの一つ。クラシックをアレンジしたBGMは耳に心地いいです。ボーカル曲はClose Your Eyesが印象に残りました。CG悪くは無いんですが、一部に気になる点がありました。ユキの立ち絵に違和感を覚えるのは私だけでしょうか?難度基本はストーカーでOK。椿姫のBADが少し分かり難いかも総評まずまずの良作。伏線の張り方もうまいですし、しっかりまとまっています。最後は少しだけ泣けました。残念なのはとってつけたような三人分の個別と、どうしても好きになれないサブキャラの男性陣。駆け引きや心理戦が好きな人は楽しめるかも。以下、ネタバレという名の愚痴です★ネタバレ(↓に白文字で書かれています)車輪のとっつぁんといい、今回の権三といい、こういう中途半端な悪役はどうも好きになれない。やたらと美化されてるけど、やってることは気まぐれに善人ぶったことをしてみる不良少年みたいにしか思えない。悪漢なら、それらしく最後までソレを貫いて欲しかった。結局最後まで魔王に勝てなかった、ハルと京介。そのせいで、いきなり八年後とかどうなのよ…。もっとうまいやりかたはなかったのかと…。盛り上がったのは確かだけど、釈然としない。最後に一言仕掛け自体は車輪の方が巧妙かな…