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最果てのイマ Xuse (さいてはのいま) 鳥頭さん [2006年4月21日]

・シナリオ:☆☆☆☆
・H度:☆☆☆
・GAME:☆
・音楽:☆☆
・CG:☆☆☆
・難度:☆☆☆☆☆

・総評:90点



例のごとく難しかったッス。
正直話の全体像が見えただけですが、これ凄いよ!と叫びたくなっちゃったのでレビュー。

まず、作品を通して伝わってきたもの。
それは「ヒトって何よ?」という難解かつ壮大なテーマ。
田中ロミオ氏は自分なりの答えを、SFを加えながら様々な分野の知識で追求し、最果てのイマという作品に体現してます。スゲーです。「オラ、ぶったまげただよ!」って感じです。

エロゲーはたちの悪い部類に入る娯楽でしょう。しかし、方向性を違えば小説に匹敵する表現の場にもなる、という事を示してくれました。…良いのか悪いのかは別にして。

−10点の理由。
時間不足だったんでしょうねー。演出のしょぼさ。BGMやエフェクト等が。
シナリオもキャラ立たせたりエンディングとか、もう少し弄れたのに、ってのが明らかです。
あとは自分に少し合わなかったっていう私的な理由ですね。

でも、まぁ本当にこの業界でよくここまで。
ライター、エロゲーでノーベル賞でも取るつもりなんでしょうか。エロゲー界の手塚治?

この先何回も咀嚼しながら理解できるようプレイしてみます。

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