・ｼﾅﾘｵ：☆☆☆☆
・Ｈ度：☆☆☆
・GAME：☆☆☆☆
・音楽：☆☆☆☆
・ＣＧ：☆☆☆
・難度：☆☆☆☆

・総評：80点

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【あらすじ】
現実世界を曲げる力、魔法使いを増やし逓増させる一人の魔法少女がいた、その行為は世界にとって暗憺で危ういらしい。

それを知った、れいこ他は世界の不条理を修正するだ。

さようなら、ご都合主義（ハッピーエンド）


【シナリオ】
この世界の欺瞞をキャラ達が見つけ出し諦観しその欺瞞的な物を正しい方向へ修正する、また魔法少女を作り出している根源を探りだすというシナリオ構成であり、自分にとっては無二無三な設定で面白かったしかしその斬新な設定を何周も堪能しているとやや飽きるww
普通の人間だった少女たちが魔法少女へと変身し戦闘で戦うという感じです、とてもその魔法少女容姿は人三化七だが慣れると良い感じになっていくw
この作品キャッチフレーズ、『さようなら、ご都合主義』、まさにこれです、作品内容そのまんまこの言葉が完全に中入っちゃってますよ、キャラクター達のご都合主義を必然主義へと変えていく物語ですので、このご都合を必然に変化させるのは毎回毎回デバック作業をしなければならないのでこの作業が面白いと感じるかだるいと感じるの問題点がある、ひたすらつっこみ＆スルーの選択肢で的確につっこみ指示をしなければシナリオを楽しめない?と思います。

バトルシーン辺りはひどいテキスト、もはや戦えばそれで良いんだテキストはおまけ的な考え何か幼稚さを感じた、バトルシーンが次々とクリアし敵キャラを死屍累々にしていくにつれ難易度が高くなり世界の謎が見えていく仕掛けです。

この作品バカゲー要素が非常に強い、れいこ関係では結構笑わせて頂きました、笑に関しては多少期待しても良いスペシャルサンクスにタカヒロ氏がいるお陰なのか?まぁ自分はどうでもいい所だがw

何だか、シナリオライター七烏未奏らしい作品に仕上がっていたと思う、例えば『自分』や『幸せ』をテーマにしているからこれは七烏未奏の過去作StarTRainに少し似てたと思う、シナリオもそうだけど幼い頃のキャラの特有な感情描写がとても切なく描かれていてプレイヤー側も切なくなるテキストはやはり巧いなと思った。

個別ルート
一週目固定→れいこ
二週目からいちよ、ファソ、ナナカ、英子など攻略可能
大体平均5、6週ぐらいかな。


【Hシーン】
一人、1,2,3回程度とキャラによって回数が異なる、全シーンで17シーン。
シーン時間は短め、あまり濃くはない。


【音楽】
ネガティブ・パラダイス/有栖川みや美→酷いとしか言いようがないか電波＆中毒、最終話後のエンディングにこれが流れた時は流石に冷めたww

みもざのはな/さくらはずき→癒される、神曲だね、てか唯一まともな曲w

Sweet Machine/有栖川みや美→キャラソンレベル。

Blue flame/有栖川みや美→機械音、初音ミク的な声質に変化、自分ミク嫌いなのでまだネガティブ・パラダイスのほうがましだった。


【CG】
キャラの絵は普通。
戦闘パートやら攻撃時の描写は迫力あって良かったです。


【ゲーム】
これは『避ける』これのみ、後は避けながら攻撃という感じ、相手の攻撃範囲を考慮し行動していけば必ず必勝。
軽挙妄動に動けばJKレーザー(攻撃力9999)にて一撃で終了という感じ、一番最初は戦闘パート面白かったが周を重ねていくにつれだれる、最終章何か特に辛かった。


【プレイ時間】
25時間程度、戦闘パートに負けると時間がもっと増える。
一週目、5〜6時間ぐらい。



序盤の青息吐息になるだるさを超え、ラストTrue End後に行けば評価がガラリと変わります、つまりオールクリアに価値ありの作品です。
ラストはまぁ鬱といえば鬱しかし報われていることを考えると、今後の展開に楽観視は出来る、まぁハッピーエンドです。
購入は非常におすすめは出来ません、購入するのならTrue Endまで必ずやるという前提の上でプレイしてください♪