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ましろ色シンフォニー -Love is Pure White- ぱれっと (ましろいろ) mmvさん [2009年11月1日]

・シナリオ:☆☆☆☆
・H度:☆☆
・GAME:☆
・音楽:☆☆☆☆
・CG:☆☆☆☆
・難度:☆☆

・総評:78点



【あらすじ】
気遣いタイプで苦労性の主人公・瓜生新吾。
そんな彼の通う共学校が、同じ街にある名門女子校と学園統合することになった。

10月からの仮統合期間、共学側の選抜生徒の一員として女子校に通い始めた新吾だったが、
そこで待っていたのは、個性豊かな少女たちとの出会いと、男子に対する拒否反応。

空気をよくしようと奔走する新吾は、そのうち……。


恋の色はしろいいろ。 “二人の色”で染めてゆける、無垢で、純真な、しろいいろ。

-公式HPより-


【シナリオ】
ライターのおるごぅるが書くシナリオは他作品では非常に上出来だが、この作品ではエンディングを無難に纏めるが故に力を発揮出来ないというか設定上大仰な展開を披露出来なかったと自分は考える、しかしけして懈怠している訳ではない一部のルートですがおるごぅるが手掛けたと思われる力が入ったシナリオがあり、期待して良かった出来であった。

ストーリーは王道レベルそれ以下でもそれ以上でもないレベル、主人公のモテル容姿が原因なのか女キャラが蝟集のように群がる展開がメインとなっているので、主人公に対し何故か殺意感を抱きながら一部のユーザーはプレイするはめなると、その和気藹藹を目にしながら各キャラの抱える悩みを解決という個別ルートに入るのだ。


この作品は、キャラゲー、萌えゲー好きなユーザーを狙った作品である、キャラに萌えればそれだけで価値はある、作品中萌える(行動)奔流が激しいので萌える要素は十分あると。


個別ルート
愛理→母親との和解、そして男と女と相対化することでの関係問題が主でした、愛理可愛いよ♪

桜乃→妹と兄の禁断の相思相愛、まぁよくある設定でよくある彷彿してます。

アンジェ→兎に角、アンジェの性格上終始騒がしいルートでした、主人公を激しく慕い敬い尽くすというシーンばかりでした。

みう→自分の正義感、良心で行った行動の後悔、また動物がテーマでした、一番良かったルートです。

攻略推薦
愛理→桜乃→アンジェ→みう
ラストにみうを持っていく事、そうしなければ評価ががくりとマイナスに。


【Hシーン】
大体、一人4回程度、シーン時間は短め。
レビュー投稿者は巨乳ファンタジーをプレイ後だから、全く物足りない、実用性皆無。


【音楽】
オープニングテーマ

シンフォニック・ラブ/橋本みゆき→良曲

挿入歌
さよなら君の声/美郷あき→みうの重要なシーンで流れる、入り方もすごく良かった。

エンディングテーマ

キミイロノミライ


【CG】
和泉つばす氏、あまり自分は好きでは無いが慣れてきたら可愛らしく見える。
背景、イベントシーン、やら森羅万象に綺麗です。
SD絵も力入ってた。


【システム関係】
テキスト表示の『先輩』の輩の字が若干変だった、これからプレイする方は見ると良いだろう、また音にノイズが入ってたり…。
これは個人的なミスだが、セーブ画面の0ページ目の左上のセーブスロットAoutoとは知らずに分岐点でセーブしてたら死んだ…、ここにはセーブしないように^^;


【プレイ時間】
15〜20時間、自分は15時間弱で終わった。
共通が4時間程度、個別が3、4時間ぐらいとボリュームは普通。



一部の方は恋愛小説と類似してねーか?と愚考すると思いますが、王道的なエロゲーは全て恋愛小説をゲームという表現方法でやってる物だと思うので、まぁ主人公がモテて少女漫画のような可愛らしい純愛な娘が展開する物語だからそう感じると思うだろう、しかし他のエロゲーも似たような物、結局主人公はどの作品でもモテる用設定されて、少女とハッピーになるのだから。

少々関係ない話になりましたが、総評すると良作ですね、やはり決め手はみうルートですね、印象深かったのは『動物は人間の言葉が判るんだよ』これは信じる物だけが見に見える物だと思う、またお伽話のような茶番を…など思う方がいるだろう、しかし良く考えてみるといい、『信じる者だけが見える』んだ逆にいうと信じない人には見えないという事だ、例えば例をあげると、よく幼い小さい子供が親にお化けがいるなど怯えながら言うがこれがまさにこれ、子供は純粋が故に幽霊を信じているのだということ。

まぁやはりキャラゲーなので萌えればという事で購入することをおすすめです。

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