・シナリオ:☆☆☆・H度:☆☆☆・GAME:☆☆☆☆☆・音楽:☆☆☆☆・CG:☆☆☆・難度:☆☆☆☆☆・総評:78点シナリオ…時折死に掛けたりするなど重くまじめな話のはずなのに、異様にコメディ要素の強い魔法物。一本道で良くも悪くも巴弥メインだがシナリオの出来はそこそこ。一部だが片恋いと同じような声優配置だったりで緑茶ファンには楽しめるかもだが萎える人は萎えるかも。特に青山さん役は片恋い同様酷い扱い、残念。エロス…巴弥はそこそこ、他はダメ。それ以前に巴弥以外の数が絶望的に少ない。質自体はいたって普通の純愛ゲーレベル。音楽…ボーカルは優秀、BGMもまあまあいい。絵…REI氏。構図がいまいち安定しないがそれなりに良さげ。難度…一本道ゆえシナリオの方はただ読み進めるだけだが問題はアクションパート。ワイルドアームズ4thとマリオブラザーズを足して仕掛けを非常にシンプルにした感じ。仕掛け自体は大して凝ったものではないがゆえに操作が単調で作業ゲーの感じが強い。またゲームオーバーがない反面クリアするまでは話が全く進まずスキップも出来ない不親切な設定なのでかなりだれる。余談だが終盤の鬼誘導ミサイルが酷い。ボス戦のミサイル連射+蟹数十匹もいろんな意味で地獄絵図。キャラ…巴弥はメインだけあって非常に良かった。主人公は設定が設定ゆえに妙に達観している面もあるが、いいやつ。変態だけど。欲を言えば香織&幸治コンビと変人四姉妹の扱いを改善してほしいと願うばかり。特に幸治は魔法物という関係で出番が少ないのがあるにしても、同じ変態の恭治とは比べ物にならないほど笑えない。恭治カームバアァック!!総評まさに巴弥タソのための作品。アクション苦手な人はちょっとしんどいかもしれないものの、魔法物としてはそこそこ楽しめる部類だとは思います。