・シナリオ:☆☆☆☆☆・H度:−・GAME:☆☆・音楽:☆☆☆☆・CG:☆☆☆☆・難度:☆☆☆・総評:90点ここ一月くらいずっとプレイしていました。遥か昔DC版発売当初レゥシナリオのみクリアし、いつの間にか記憶の彼方へ行っていました。他の方が書いてくださっているので概要は割愛させて頂きますね。シナリオ私は基本的にゲームを暇つぶしとは考えていません。何かを得られるかでシナリオの価値を判断する事が多いです。このゲームは本当に色々なこ事を考えさせてくれ、また与えてくれました。主人公が幾度となく問い掛ける、人とそれ以外の命の重さに違いはあるのか?人ならざるものの心の有無は?心があるならば人間なのか?etc…とても重いテーマを見事に描いていると思います。数々の謎も各シナリオで少しづつ解き明かされ、最後には収束する。泣きとはまた違う感動に見舞われました。 H度PS2です。露骨なものは皆無です。が、少しは…あると言えるのかもしれません。 GAME80時間程度かかりました。フルコンプはしていません。ノベルです。音楽すごく話に合っていたと思います。違和感を感じることは全くありませんでした。 beのエンディングは好きかもしれないです。CG初めちょっとだけ目の塗りが気になりましたが、基本的に凄く好きです。mayと beはなぜこんなに違うんだろう…?難度攻略が無いと少し手間かもしれません。良くも悪くもゲームですね。 総合 とても良い作品です。KID作品は昔から好きでしたが、私の中で一番だったEVER17に引けを取らないものでした。軽くレアゲーになっているせいかあまり知名度は高くないようですが…。 もし運良く手に入れた方は是非根気良く最後までプレイしてみてください。ゲームを買っては売りの私が手放せなくなりました。いつかもう一度読み返したいです。最後に:声優さんの松岡由紀さんって凄いですね。三役を完璧に…ネタバレ やはりレプリスが強く絡むレゥ、リース、穂乃香、ライカ、彼女たちのシナリオは抜きん出て素晴らしかったです。魂はなくとも全ての命は幸せになる権利がある、かぁ……。