・シナリオ:☆☆☆☆☆・H度:−・GAME:☆☆☆☆・音楽:☆☆☆☆☆・CG:☆☆☆☆☆・難度:☆☆☆・総評:100点このゲームはすばらしいです。いろんな人にやってもらいたいと思うのです。是非アニメ化を希望しますっ!京都アニメーション様っ!!このゲームは学生編と社会人編に分かれています。学生編は春原という悪友と過ごすちょっとアウトローな学生生活を愉快なギャグタッチで体験できます。すさまじい数の分岐を有し、やり方によってはとんでもないendingに行き着いてしまいますw笑いあり涙あり…でも最後には微笑んでしまう…ヒロインと主人公だけでなく、周りの人とのつながりが心を温かくしてくれます。学生編は人とのつながりが、つまり人脈がモノをいいます。好きなヒロインのケツばかり追いかけないで、たくさんの人とかかわりを持ちましょう。ストーリー中、彼らとのちょっとしたつながりが役に立つときが必ずきます。社会人編は学生という立場を失い、自立していく主人公を描いています。今までいかに自分が甘えていたかを痛感しながらも、好きな人のため、がむしゃらに強くなろうとする主人公。やがてそれが如何にすばらしいことかを知っていきます。新しい環境での新しい生活をみている方が恥ずかしくなってくるような甘々タッチで体験しましょう。この社会人編こそがこのゲームの核心で、かなり濃厚なストーリーになっています。何のために生き何のために働くのか…生きることの喜び、楽しさ、満足感…でもそれも時の流れという激流に飲み込まれ…主人公の環境もまた姿を変えゆく町並みのように変わらずにはいられなくなる。変わりゆく事による苦悩。相手を思いやるが故の苦痛。笑えて、楽しくて、苦しくて、辛くて、…でも強い。痛々しいまでに生々しく生きるという現実を描き出した。それがこの作品だと思います。親というもの子というもの家族というもの当たり前だと感じているありふれた幸せ。だれもが忘れがちなこの幸せを再認識させる。如何に自分が祝福されて生まれてきたのかを改めて理解させられる作品です。文句なしの名作なので是非やってみてもらいたいです。最後ですが、自分としてはこの作品が18指定じゃなかったことが悔やまれてなりません!wこのゲーム、意外とえっちぃシチュが多々あるので、もったいないと思いました。特に渚のアンダーバスト…ゴホンゴホンッ!…ソレハイワナイヤクソク…