・シナリオ:☆☆☆・H度:☆☆☆・GAME:☆・音楽:☆☆☆☆・CG:☆☆☆☆・難度:☆・総評:70点学園モノ+超人主人公ん〜……。・コストパフォーマンス:-3000円もうちょっと安くなってからの購入を推奨・音楽、CGについてここら辺りは従来以上に頑張ってやっているのが一目でわかるレベル。何もストーリーと関連性のない高品質OPは、今思えば地雷の予兆だった気もしなくはないけれども、全般的にいつもより良い出来でした。・シナリオについて結局最近の作品であっても良し悪しを最終的に決定づけているのはシナリオで、この作品も多分に漏れずシナリオが今ひとつな出来だったがために、あとニ歩、三歩の物足りなさを強く感じました。割と細かい伏線は回収しているのに、作品の中核的な設定にはほとんど触れず謎のまま終わっているのがね……。複数のライターが互いにこじつけた設定を投げつけあっている感じで、補完的なシナリオを付け加えたヒロインもなし。未完。ま、とは言っても今までのFrontWingの作品からすると珍しく尺長でそれなりの重量はあったので、そういったところが巷で評価されているのかもしれません。その他にも厨ニ的なハイスペック主人公や、どことなくリア充臭漂うヒロインたちは確かに最近の流行だし悪くはないんですが、ちょっと食傷気味。ああ無念。オススメは……あまりできません。以下ネタバレは本音。★ネタバレ(↓に白文字で書かれています)結局主人公にまつわる設定はほとんど投げっぱなしという認識でいいんでしょうか。あのビルが倒れたりするオープニングのムービーは一体何だったんでしょう。プレイ中、車輪を彷彿させる階段ニ段飛ばしの超展開と、文献をそのままコピペしただけのような知ったか雑学に終始イライラしっぱなしでした。