・シナリオ:☆☆☆☆・H度:☆☆・GAME:☆・音楽:☆☆☆☆・CG:☆☆☆☆☆・難度:☆☆☆☆・総評:90点筆者「とりあえず初音タソは貰って逝きます」知人「(またロリか・・・)じゃあ俺は無難に和菜を貰って行く」〜クリア後〜筆者「キャートウジサーン」知人「キャーヤギヌマサーン」筆者&知人「・・・あれ?」ピアニッシモ(以下PP)の元となる作品(たこ焼き的な意味で)※実際は殆ど関係ありません。シナリオ舞台は戦後間もない上野、なかばニートの探偵高城秋五が人探しの依頼を受け、その最中猟奇的な連続殺人事件が上野で起きる・・・と言った内容。結果から言うと、後の作品であるPPより遥かによく出来た内容だと思う。展開の運び方、各キャラの心理描写、読み手を惑わせる文章などが秀逸で、引き込まれる。随所で切り替わる視点、美麗な絵、雰囲気にマッチしたBGMがシナリオの盛り上がりを上手いこと手伝い、ほぼ一本道の内容でありながらも飽きさせない出来に仕上がっている。PPと同じく1回メインの和菜EDを見ないとトゥルーEDに辿り着けなかったり、メインである和菜以外の娘さんとくっつくと未解決のまま中途半端に終わるという所は難点か。またばっさばっさと秋五の知人が殺されるわ、描写が絵、テキスト共にグロいわで慣れてないと結構心理的にキツイかもしんないが、そこは作品のジャンル上割り切るしかない・・・(筆者からすれば全然ぬるい方である)。エロス絵はまあまあだが質は微妙。無いよりはマシ・・・というか、ミステリー系である以上少々要らない気もしたり。トゥルーに行く場合は和菜以外のエロスも強制的に入る。音楽OP 恋獄 Vo.霜月はるかBGM ED含め22曲曲単体では特筆する程でもないが、前述通り時代背景と作品の雰囲気に非常にマッチしており、総じて優秀である。絵杉菜水姫氏。萌え絵を重視する現状のエロゲ界において、他の追随を許さない美麗な画風は見る者を惹きつける。難度選択肢が多め。基本的には和菜以外のヒロインとくっつくのを避けていけば最後まで行ける。ただしセーブを使いまわす場合は最後の方が少しややこしい設定になってるので注意。その他もろもろ・スキップでもエフェクトはスキップされないので快適にいくならctrlキーで。まあ普通にやっていればスキップする必要は全くないのだが念のため。・萌えや恋愛には期待しない方が懸命(イノグレ的な意味で)。ぶっちゃけ、メインである和菜でさえ何時恋愛に発展したんだ?と突っ込みたくなる。筆者は冬史さんが真ヒロインだと信じて止まない模様。キャートウジサーン大事な事なので(ry・七七?眼鏡+妹+兄好き+僕っ娘+活発(?)+頭脳明晰=どうしてこうなったwww総評ミステリー系だから・・・PPがあれな評判なんで・・・と思っている方に是非やって頂きたい作品です。グロいのが苦手な方はPS2版のがいいかもしんないです(それでも多少グロいかもしれませんが)。★ネタバレ(↓に白文字で書かれています)まあ結局は愛情に飢えた故に起こしてしまったという何ともありきたりな内容なんですが、トゥルーの最後は流石にびびった。なんか七七と冬史さんしか働いてない気がするが多分気のせいだな、うん。