・シナリオ:☆☆☆☆・H度:☆☆☆・GAME:☆☆☆☆・音楽:☆☆☆☆・CG:☆☆☆☆☆・難度:☆☆☆☆・総評:90点今ではあまり見れない一世代前の推理AVGあらすじ。昭和三十一年、三月。敗戦から十年が過ぎ、在りし日の姿を取り戻しつつある街、東京。私立探偵の主人公は、井の頭公園にてひとりの少女から変わった依頼を受ける。『捜して欲しいんだ。――私を。本当の、ね』同時期、巷では奇妙な猟奇犯罪が多発していた。少女ばかりが誘拐され、身体の一部を切除され殺される。警視庁の魚住は、元同僚の主人公に調査を依頼する。同じくして主人公の妹、紫が通う私立櫻羽女学院で女学生が 行方不明になっていた。そして学院の教頭は、紫の兄である主人公に臨時講師として潜入捜査を依頼する。主人公は三つの依頼を同時に受ける。そして――彼女と再会した。朽木冬子。私を捜して欲しいと依頼した少女。彼女は鈴の転がるような声で、少年のような口調で言う。『やあ――また逢ったね。探偵さん』犠牲者は増えていく。バラバラ殺人。行方不明者と身元不明の遺体との数があわない。そして新たな犠牲者は――シナリオ推理しながら犯人を追い詰めるのは面白いです。ミステリなので萌え要素がほぼないしグロ演出もあるのでユーザーは片寄ると思います。このゲームの売りは単純に「探偵」ものなので感動やバトルは少ないですね。しかし犯人やヒロインの心理描写などもあり、シナリオに引き込まれるミステリアスはかなり見所があります。絶対に一周目は自力でプレイするのがオススメです、攻略サイト見ると犯人がわかるんで、楽しさ半減しますH度普通ですねー。攻略対象っぽいキャラなのにHしない人もいるのがマイナス点でしたねGEME「基本パート」「探索パート」「捜査パート」「推理パート」などあり基本的な推理AVGらしいGEMEです。音楽かなり良いです。場面にあったBGMやボーカル曲など素晴らしいと思います。CG素晴らしいですね、昔の昭和な雰囲気が伝わるような絵がとてもいいです。難易度かなり難しいです。取り残した証拠や情報などなどあったりするので、攻略サイトなしではフルコンプ難しいです。結果なかなかの良作でした、自分が推理好きなのかもしれませんが…夜中にプレイすると怖いんで気をつけてください……('д')