・シナリオ:☆☆☆☆☆・H度:−・GAME:☆☆☆☆・音楽:☆☆☆☆☆・CG:☆☆☆☆☆・難度:☆☆☆☆☆・総評:99点本当に、本当に素晴らしい作品でした。では観点別に。シナリオ何と表せば良いのでしょうか。兎に角素晴らしい。その一言に尽きる気がします。笑い・泣き・感動のバランスが非常に良いです。GAME他のゲームと大差は無いかと。次の選択肢や前の選択肢に瞬時にとばせる機能は役に立ちます。音楽主題歌、BGMは雰囲気に合い、また流すタイミングも絶妙です。泣けるBGMが多いと思います。個人的にはメグメルや小さなてのひらが好きです。CG非常に失礼な事に、最初は奇抜な絵だと思っていました。しかし、物語を進める内にとても好きになり、今ではお気に入りです。難度選択肢、分岐共に多いので、攻略サイト等をお奨めします。個人差がありますが、キャラクターによっては長めのシナリオもあります。人と人との絆に最も重きを置いたこの作品。'家族'がテーマとなっていますが、その枠を飛び越え、町の多くの人々や町そのものとも絆を紡いでいきます。否、町や全ての人が一つの家族であると教えてくれます。最初に渚と出会った時に、『俺たちは登り始める。長い、長い坂道を…。』となっていますが、全くその通りで、登場キャラクター全てに物語があり、集大成であるAFTER STORYの為には全キャラクターをクリアしなくてはなりません。しかしそれら全てで'CLANNAD'という一つの物語だと私は思います。長い、長い坂道を朋也と渚が登ります。多くの苦難や障害に、時には悩まされ、時には立ち止まり、時には挫折し、多くの人々に支えられながら。そうして13の光を集め、二人が見たものとは…………。是非その光の先にあるものを見てみてください。長文失礼しました。