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はるのあしおと minori (はるのあしおと) 猫だるまさん [2005年7月28日]

・シナリオ:☆☆☆☆
・H度:☆☆
・GAME:☆
・音楽:☆☆☆☆☆
・CG:☆☆☆☆☆
・難度:☆

・総評:90点



それは優しい季節がくれた祝福。
想いは再びつながり、やがて一つになる。
未来はちっぽけな勇気で招かれる。
だから、一歩を踏みだそう。
足音は跳ね、風は輝く。

そして、春はここから始まる。

資格を持ってながらも、学生時代から住んでいた都会では教員になれず、その上失恋してしまった主人公桜乃 樹が自分自身に対してとった行動は『故郷の街へ帰る』という逃避とも言えるものでした

自然豊かな田舎街・芽吹野町。

彼はその故郷でくすぶりつづけます

しかし、故郷でひょんなことから憧れの教員になってしまった主人公は…?

派手な仕掛けを敢えて避け、表現したいものをそのままに──

この作品は主人公とヒロインの成長を描いたシナリオ展開になっています。
はるのあしおとの最大の利点と言えば私は間違いなく『凝った作り』だと思います。
@OPmovieがフルアニメーション
A各ヒロインのEDに個別の挿入歌&フルアニメーション
Bヒロイン一人当たりのCG枚数が差分を抜かして90枚以上

CGはかなりボリュームがあって良いです。CGもアニメのように細かく動くのでアニメを見ている感じに近い物があります。
攻略ヒロインは
幼なじみ
委員長
お嬢様
保険の先生
の4人です。
キャラは等身は小さいので炉ゲームに見えるかもしれませんがシナリオもしっかりして、適度に長く素晴らしい作品でした。

ここまで演出に凝ったゲームはあまり見ないので体験版だけでもやってほしい作品です。


余談ですが私は『はるのあしおと』をやってminori信者になりました。

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