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BALDR SKY Dive2 ”RECORDARE” 戯画 (ばるどすかいだいぶつーれこーだー) 真風さん [2009年12月23日]

・シナリオ:☆☆☆☆
・H度:☆
・GAME:☆☆☆☆☆
・音楽:☆☆☆☆
・CG:☆☆☆☆
・難度:☆☆☆☆

・総評:80点



■あらすじ
目を覚ますとそこは、仮想戦場だった。

そして傭兵の自分が優秀なシュミクラムユーザーであり、部下であるレインと共にかつての恩師を追っていたことを思い出す。
恩師である直樹が所属していたという研究機関が関わり、引き起こされたという事件【灰色のクリスマス】。

甲の前に現れる新たな謎と彼を助ける特異点現象とは何なのか?
そして、方舟計画とは?

断片的な記憶と取り戻していく彼は学園の仲間たちとも再会する。
そして、【灰色のクリスマス】事件によって永遠に失われたはずの空とそっくりのNPC、クゥの存在。

突如として姿を現すエージェントとは彼女なのだろうか?

■シナリオ
まず、Dive1でのヒロイン(というか攻略ルート)がレイン、菜の葉、千夏で2が亜季、真、空。

1では甲の断片的な記憶を追いながら、事件の背景や大局を明かしていく内容だったが2では、具体的な内情や立ち位置、未開だった謎に迫る内容。

アーク・GOATの派閥を立ち位置を変えながら、方舟計画とドミニオンや真実に気づいていく。
そして、全ての平行世界を通った上での決戦とTRUE END

いずれもプロットとしては素晴らしいのだがやや、本質の謎が浅かった感が残ることと、ご都合主義要素はある(HAPPY ENDにする為もあるとは言えど)。
物語の根幹である、方舟計画の種明かし関連が期待値ほどではなかった為、絶賛というには今一歩。

シナリオだけなら1は80点、2だけなら70点。
トータルではそこそこ満足できる内容には仕上がっている

■H
1人頭、1〜2回。
それと本編別if枠として幾つか。
相変わらず、薄いのは変らずだが規制を意識してか、強制っぽい内容が2では排除されているので尚、薄い。

■GAME
十字キーとボタン、ダッシュ、コンボを駆使して戦うのは不変ながら2では戦闘難易度は上昇している。
ゲームパッドの有無でも変わるし雑魚戦が増加。
また、ノインツェーン・ラスボスに関しては初見じゃ無理ゲー。
難易度ノーマルでもラスボスに何回死んだか知らんw

■音楽
Vocal担当はDive1より引き続き、KOTOKO・片霧烈火
BGMやら戦闘シーンの挿入タイミングは今回も上手い

・Vocal新曲
主題歌→KOTOKO【jihad】
挿入歌→片霧烈火【パラダイムシフト】

声優欄はDive1参照。

■CG
枚数は130枚くらい。
いずれも目立って、質の低いものはないがヒロインがロリ化しすぎて吹いたww
特に顕著なのが空とか……一向に構わんっ!!

と冗談はこの辺にしといて。

■難度
上述のようにラスボスの難易度を筆頭に上昇。
クリア時間は2単体で40時間前後くらいか?

攻略は亜季→真→空の完全固定縛り。

■総評
期待よりも若干、下がってしまったものの良作であることには異論ない。
全体的な出来としては高レベルでまとまってはいるが多分、終盤の展開の仕方が個人的なマイナス要因。

多分、最終ルートの前提が平行世界ネタなのが嫌いなんだと思う。

★ネタバレ(↓に白文字で書かれています)
いや、わかるんですけどね。
空ルートでの既に灰色事件でお別れになってしまってる空を出すには平行世界でいくしかないんだろうなと。

それに伴って、レインから次々と生き死にを繰り返すあたりでマイナスだなぁと冷静につけてしまう自分がいた
最初のレインルート辺りが一番、バルドらしく面白かったというのも微妙な点

あと冒頭の回想はDive1プレイしていると正直、ダレると思います

ちなみに・・・
電波ちゃんでストーカー気質な真が第一ヒロイン余裕でした^

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