・シナリオ:☆☆☆☆☆・H度:☆☆・GAME:☆☆☆☆☆・音楽:☆☆☆☆☆・CG:☆☆☆☆・難度:☆☆☆・総評:90点BALDR SKY Dive1の続編です。レビュー内容は、Dive1をやっていない人にはわかりづらいかもしれません。《シナリオ》ある時、門倉甲が目覚めるとそこは戦場だった。敵からの論理爆弾により、記憶があやふやになってしまった甲。失った記憶を取り戻し、真実を確かめるため戦いに身を投じていく。そして、組織や人と関わっていき、ついにある事柄にたどり着く。「灰色のクリスマス」それは、甲達の生活を一瞬にして変えた悲劇の出来事。つらい過去だとわかっていながらも甲は、謎の解明のために戦い続ける。―すべてを思い出せ―Dive1での伏線の回収や新なる衝撃の事実など、物語は終始驚きと緊張の連続でした。・なぜ「灰色のクリスマス」は起きたのか。・「方舟計画」とは何か。・なぜ先生は豹変してしまったのか。・空とクゥにそっくりの「エージェント」はどうして存在しているのか。・ノインツェーンは何を求め、何がしたかったのか。・特異点とは何なのか。少し話の内容が難解な場面がありますが、個人的には満足でした。《GAME》これは前作同様面白かったです。武器や拡張機能・敵のバリエーションも増えたため、より楽しめるようになりました。今回は仲間と協力して戦う場面が多く、個人的には仲間5人が敵ウイルス多数相手に戦う場面がかっこよかったです。《H》尺は短め。内容は普通です。ほとんど愛を確かめ合うものですが、ストーリー的に結構ハードなので実用性はないかと…。《音楽》・OP「jihad」 KOTOKO疾走感のあるメロディで、カッコイイ。また、歌詞にも注目してほしいです。・ED「Nano Universe」 Barbarian On The Groove 全ルートを通った後に聴くと「BALDR SKY」という物語が終結したのだと感慨深く感じるゆったりとした曲調です。《CG》万人向けだと思います。個人的には文句なしです。《難易度》特定の戦闘のみですが、難易度によって仲間がいたり、いなかったりします。選択肢はルート攻略による選択肢追加型なので、新しく出てきた選択肢を選べばOKです。一人で数十機相手にする時と各ルートのラスボスは、難易度低くても苦戦すると思います。《総評》Dive1、Dive2と別れて販売する形になったのが非常に残念ですが、内容や伏線の回収、ゲーム性にしても自分の中では今年トップクラスの作品だと思います。以後ネタバレです。空ルートの最後の追い込みは反則だろー。復活した仲間とともに戦う場面で、「Restoration 〜沈黙の空〜」「Paradigm Shift」「jihad」を立て続けに流すとは…。鳥肌ものです。その上、空とノインツェーンを切り離すことが出来ないと言われ、二人が互いに別れを告げる場面は感動しました。お気に入りキャラ空>>クゥ=真≧レイン=千夏≧亜季>菜ノ葉ぶっちぎりで空です。でも、個の人格を得たクゥや真も良かったと思います。亜季も良かったんですが、空と真ルートをやった後では印象が薄く感じました。まあ、はっきり言ってBALDR SKYは甲と空の物語ですし、仕方ないか…(^^;)最後に一言ラスボス強すぎだろ。一撃でゲームオーバーて(´ω`)難易度NORMALでも勝てん…。