・シナリオ:☆☆☆☆・H度:☆☆・GAME:☆☆☆☆☆・音楽:☆☆☆☆・CG:☆☆☆☆・難度:☆☆☆☆・総評:85点 【あらすじ】幼い頃の約束で、亜季からシュミクラムのプログラムを手に入れた甲は雅とともにシュミクラムバトルの大会参加を決意する。星修学園の講師をしている学者の直樹という先生からシュミクラムの指導を受けながら、チームのメンバーとしてスカウトしたスポーツ少女の千夏も巻き込み、甲はどんどんシュミクラムバトルの魅力にはまっていく。そんなある日、甲は電脳症の少女、真と知り合う。そして病気が原因で絡まれていた真を助けた甲の前に一人の少女が…誤解から甲を張り倒したその少女は真の姉、空だった。しかし甲が驚いたことには、空の容姿は甲が仮想空間で出会った謎の少女、クゥに瓜二つだったのだ。【シナリオ】主人公の記憶回収、現在との繋がりやら事件解決といった行動を主にとる内容になっていたと思う、記憶を辿り反芻するように過去の出来事を描写するので現実と過去のテンポが頻繁に変化しそれによりプレイユーザー側も突然闖入する過去編披露シーンでは、またか…だとかだれる可能性もあるしシリアスシーン、熱いシーンの時に、過去入れ替えのタイミングの誤算により冷めるのでシナリオ構成は微妙な出来だった気がする。事勿れ主義である事を望むキャラの心情、感情の描写が足りない気がした、本当にお前らは平和を望んでいるのか?バトルやらそういった物の描写が目立っていて突起している為なのかそういうふうに感じ取ってしまった、他にも言える『描写』についてですが、主人公の荒唐無稽描写に疑問を感じる、その場の勢いに舵取られて感情操作され状況に流されている感じがしたのでこの作品の主人公は好きになれなかった。肝心なシナリオですが、中途半端というか如何にもDive2(crossselling)をプレイするよね?的な前提構成なので色々な所で朧気が発生して消化不良です、戦闘描写を贔屓していてシナリオ的にはバランスが悪く、エンディング間際は急展開でまとまります、作品全体に美意識が高くクオリティが上出来な故にシナリオと相対化し合ってない。エンディングは鬱やらハッピー要素が基本、バッドエンドがハッピーより目立つ感じがした。個別ルートレイン、菜ノ葉、千夏の3人のみ、分割商法だからしょうがない?いやボリュームを考慮したら否めないです^^:個人的に菜ノ葉ルートが一番のお気に入り、次にレインですね、千夏はあまり印象強くは無い。【GAME】バルドシリーズは初めてですが殊の外戦闘はハマりましたね、熱狂できるバトルシステムレベルアップやらコンボとやり込める。最初の方は画面中駆け回るので目が回るww段々とコツを掴めばすんなり楽しめる。難易度についてですが一週目は簡単です、二週目からは脂下がる感が湧き出てくるので面白く感じられるようになる、三週目敵が多く段々と難易度が高くなる、千夏ルートの勲強いはwwサバイバルモードは無理ゲーと呼ばれています。個人的に難易度が高いキャラだと思った人物↓↓勲、先生、千夏ですかね、やはり千夏は攻撃力たけーよw敢えて言おう、雑魚的と思われるマンボウは最強だww【Hシーン】薄すぎる、シーン時間もあっと言う間、実用性皆無レイプ、純愛の2タイプ。【音楽】オープニングテーマRestoration/KOTOKO→神曲、バルドのイントロが印象的、また戦闘中流れるの時は鳥肌もの。挿入歌パラダイムシフト/片霧烈火→此方も神曲、イントロのお陰で雰囲気の良い歌になっている、戦闘中に流れます。【CG】綺麗ですね、立ち絵に若干ノイズがちらほら目立つが…万人向け、ロボットなどのCGは見所b【プレイ時間】催促してクリアすると、25時間ぐらい(本編のみ)ですかね、やはり30時間は考慮しプレイしてください。初回7〜10時間、二週目以降5〜8時間ぐらいかな?エロゲでは無くコンシューマとしては名作、だがエロゲとしてはどうだろうか?エロゲだからこそ良いんだろと咎める方もいるでしょう。バトルシーン稠密しているので久々『ゲームをやった』と思える作品でした、今後暇があればまたやっていきたいと思えますね♪シナリオは一見バランスが悪いが全体的に見ると完成度が高い(美意識のお陰か)作品でした、残念な部分はやはり過去入れ替えやシナリオ構成をきちんと案配すればスッキリするので不満な所。鬱ゲー好きなうp主はバットエンドが全てでした、ハッピーエンドは無理矢理感がして個人的に厭でした。2009年では話題の作品ですのでやって損は無い(アクション苦手な方は範疇外)作品でした。ちなみにVer1.05でプレイしました。