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ひぐらしのなく頃に祭 アルケミスト (ひぐらしのなくころにまつり) クロネコさん [2007年4月17日]

・シナリオ:☆☆☆☆☆
・H度:−
・GAME:☆☆☆
・音楽:☆☆☆☆
・CG:☆☆☆☆
・難度:☆☆☆☆☆

・総評:90点



遅ればせながら。
まず上記の評価ですが、初プレイを考慮した評価です。

巷では駄作呼ばわりされたりしていますが、そこまで酷い作品ではなかったと思います。
過去のレビュー見て戴ければ判りますが、私は原作全てプレイしてます。それでも面白いと感じましたし、決して駄作呼ばわりされる作品ではないと思います。それを言うなら近年の見てくれだけの作品の方が酷いのは多いです。

音楽 主題歌が秀逸。
CG 数は少ないですが原作に比べてキャラデザが万人向なので○。
難易度 TVゲームとしてではなく、この作品の本質に対しての評価です。

結論 初めてひぐらしをやる方、原作を崇拝していない方には普通に薦められる名作かと。

以下、原作と比べて評価

★ネタバレ(↓に白文字で書かれています)

個人的には、主題歌は秀逸ですがBGMは原作が好みでした。

内容に関しては、出題編はよしとします。只、無印〜解〜礼までやった身として…
・赤坂を筆頭に大人組(高野の過去含)の名シーンの削除
・決戦時の圭一・梨花の奇跡乱用
・最期の結末
大きく見てこの三つが正直悲しかったです。

表現の関係上仕方なしですが、あれでは高野さんは只の悪役ですし、奇跡はその価値が原作に比べて安いかなと。
何より、皆で迎えた明日という世界に羽入がいないのは致命的。誰が欠けても駄目だと言っておきながら、あの最期は頂けません。どうせ奇跡起こすなら、あの一瞬に一度だけ奇跡を起こして欲しかったというのが、正直な願いです。

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