・シナリオ:☆☆☆・H度:☆☆☆・GAME:☆・音楽:☆☆☆☆☆・CG:☆☆☆☆☆・難度:☆☆☆☆・総評:77点ピアノ演奏を生業としていた玖藤奏介は、奇妙な事件に巻き込まれる。芸妓に襲われ、女を気絶させて立ち去るが、覚えのない罪を着せられる。 そんな時に憲兵の追跡を受けているときに助けてくれた少女・白河綾音と出逢う。 「――貴方が嘘を吐いているようには見えません」 奏介の無罪は証明されるのか―― 「――世界というものは、案外単純にできているのですよ」 シナリオ:どうしても前作のカルタグラと比較してしまうが、世界観の構築は相変わらず、素晴らしい。だが、やっぱり主人公が輝かない。結局、自力で道を切り開くことはなく、弱い。雰囲気は素晴らしいのでライターが…あとはメインの綾音…精神的に凹む↓ネタバレです↓彼女以外のシナリオでは救われないし、輪姦不可避。シナリオもテーマ自体は伝わるが、キャラが立たないかな。前作の凛のような娘がいない。まあ、世界観は良いので地雷とは言いませんがH度:割と濃い。ただ、抜きゲではないのであんまし、期待はしない方が。ただ、彩音に関する輪姦は属性次第で。音楽:ここの最大の売りの1つでジャズ系の音楽・ピアノの演奏が非常に秀逸。サントラが非常に嬉しいゲーム。CG:杉菜水姫氏の儲ですが、それを抜きにしても凄く繊細な画を描く方です。背景から人物まで巧いです総評:惜しい作品。シナリオは前作の方が良いと思う。今作はすぐに真相が推理できてしまう浅さがある。もともと、万人受けするメーカーではないので、人物の内面は良いんですが、進行させることが課題かと